あす8日　関東甲信に台風直撃のおそれ　通勤や通学の時間帯に影響か

あす8日(金)は、台風13号が関東甲信にかなり接近し、直撃するおそれもあります。通勤、通学の時間帯の交通機関に影響が出る可能性もあります。時間に余裕を持って行動しましょう。

台風13号　あす8日(金)には関東甲信を直撃のおそれ

あす8日(金)は、台風13号が関東甲信を直撃するおそれがあります。
きょう7日(木)の午後3時現在、台風13号は日本の南を1時間におよそ25キロのスピードで北上しています。台風が予報円の中心付近を通れば、あす8日(金)昼頃には東海沖に近づき、その後、東海や関東甲信に接近し、上陸するおそれがあります。

警報級の大雨のおそれ

関東甲信では今夜は次第に雨の範囲が広がり、あす8日(金)朝には関東北部でも雨が降りだすでしょう。あす朝から夜遅くにかけては、局地的にカミナリを伴った「激しい雨」や「非常に激しい雨」が降りそうです。「非常に激しい雨」とは、傘が全く役に立たず、水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなります。車の運転は危険です。
台風の進路によっては、あさって9日(土)にかけても大雨になる可能性があります。それまでに降る大雨で地盤の緩む所があり、少しの雨でも大雨警報を発表する可能性があります。雨雲が予想以上に発達したり、同じ場所に停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。
【予想　24時間降水量(多い所)】
きょう7日午後6時〜あす8日午後6時
関東南部、伊豆諸島　250ミリ
甲信地方　200ミリ
関東北部　150ミリ
あす8日午後6時〜あさって9日午後6時
関東北部・南部　50から100ミリ
甲信地方、伊豆諸島　およそ50ミリ

通勤・通学の時間帯　交通機関へ影響が出る可能性

台風の接近に伴って、風が次第に強まってくるでしょう。東よりの風から南よりの風に変わって、沿岸部では風に向かっては歩きにくいほどの強い風が吹く所もありそうです。海上ではうねりを伴って、しける所もあるでしょう。強風や高波に注意や警戒をしてください。
JR東日本では、すでに沿線での大雨や強風の可能性があることから、東日本エリアにおける広い範囲の在来線に遅れや運休、行先変更が発生する可能性があると発表しています。都内でも休校が決まっている学校もあります。あすは無理のない行動を心がけ、不要不急の外出はできるだけ控えるようにしてください。