近畿の空に鮮やかな逆さ虹 環天頂アークが出現

2021年9月10日(金)17時0分 ウェザーニュース

2021/09/10 16:44 ウェザーニュース

今日10日(金)の近畿は青空が広がっていましたが、上空の気圧の谷の接近に伴って薄雲が増えてきました。この薄雲によって大阪府や兵庫県などで環天頂アークが出現しています。写真は兵庫県西宮市で目撃された環天頂アークです。

環天頂アークは、太陽の中心から上方46度前後の空の高い所に出現します。弓なりの美しい虹色を描き出すことから、逆さ虹とも呼ばれます。太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れ、日の出の2時間後や日没の2時間前が見えやすい時間帯です。
今の時期の近畿は18時前後が日没ですので、夕方は16時前後が最も現れやすくなります。

逆さ虹は天気下り坂のサイン

環天頂アークを作り出した薄雲は、気圧の谷の接近に伴うもので、明日11日(土)にかけては雲が厚みを増します。天気が下り坂に向かうサインです。明日の近畿は雲の多い一日で、にわか雨の可能性があり、日差しはあまり期待できません。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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