大型で強い台風24号 北日本も雨はピーク越え、強風には今日いっぱい注意
2018年10月1日(月)11時15分 ウェザーニュース
2018/10/01 11:17 ウェザーニュース
10月1日(月)11時には、大型で強い台風24号(チャーミー)は、根室市の南約110kmを北東に時速95kmで進んでいます。
北海道の道東の一部が暴風域に入っています。
▼台風24号 10月1日(月) 11時推定
存在地域 北海道根室市の南約110km
大きさ階級 大型
強さ階級 強い
移動 北東 95 km/h
中心気圧 970 hPa
最大風速 35 m/s
最大瞬間風速 50 m/s
台風24号はこのあとも北東方向に進み、早ければ昼過ぎにも北海道の沖で温帯低気圧に変わる見込みです。
雨のピークは越えても、強風は今日いっぱい続く
北日本でも、道東の一部を除き、台風本体の強い雨雲からは抜けました。
ただ、風は広い範囲で強くなっています。
北海道のえりも岬では、8時10分に35.6m/s、宮城県の新川でも9時7分に35.1m/sと、30m/sを超える最大瞬間風速を観測しています。
台風24号は足早に離れていきますが、上空の寒気の影響もあり、北日本を中心に、今日いっぱいは強い風に注意が必要です。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風24号のチャーミー(Trami)は、ベトナムが提案した名称で、バラ科の花の名前です。