中国地方 台風14号の影響と通過後の注目点

2020年10月9日(金)13時17分 tenki.jp

きょう(9日)正午現在、強い台風14号は四国の南の海上にあり、徐々に進路を東寄りに変えています。
これから週末にかけて、台風は風速25メートル以上の暴風域を伴いながら、本州の南岸沿いを東寄りに進む見込みです。中国地方が暴風域に入る可能性は低くなりましたが、あすにかけて強風や高波に注意が必要です。
また、台風の通過に伴って西日本の上空には9月並みの暖かな空気が流れ込んできたため、来週の前半は山陽を中心に半袖の活躍する日が多くなるでしょう。

台風14号による影響(風と波)

図は、きょう(9日)午後6時と、あす正午現在の風向と風速を予測したものです。
台風14号は、今夜からあすの午前中にかけて四国から紀伊半島沖を通過する見込みです。
海上は北東の風が強く吹き、普段は波静かな瀬戸内海でも波がやや高くなるでしょう。
また、岡山県の北部(奈義町、勝央町、津山市のごく一部)では、台風が紀伊半島の周辺と通過するときに「広戸風」と呼ばれる強風が吹くおそれもあります。
交通機関に影響の出る可能性もあるため、事前に情報を確認しておくと良いでしょう。

来週はいったん季節が逆戻り

台風が通過した後、日曜日以降は山陽を中心に晴れる日が多くなる見込みです。
上空には9月上旬から中旬並みの暖かな空気が流れ込むため、火曜日までは山陽で最高気温が25度以上の「夏日」になる日が多くなるでしょう。
きのう(8日)は日中でも肌寒くなりましたが、来週は汗ばむような日もある見込みです。
来週の後半には徐々に冷たい空気が流れ込むため、この時季らしい気温に戻るでしょう。
気温の変化が大きくなるため、服装でうまく調節するようにするようにしましょう。

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