【台風第21号に関する情報】平成29年10月21日10時59分 気象庁予報部発表

2017年10月21日(土)10時59分 株式会社サニースポット

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平成29年 台風第21号に関する情報 第21号
平成29年10月21日10時59分 気象庁予報部発表


超大型で非常に強い台風第21号が、22日にかけて沖縄地方に、22日から23日にかけて西日本から東日本、北日本にかなり接近する見込みです。暴風や高波、高潮、大雨に厳重に警戒してください。


[台風の現況と予想]
 超大型で非常に強い台風第21号は、21日10時には日本の南にあって、1時間におよそ15キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心から半径280キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 台風第21号は、日本の南を北上し、非常に強い勢力で22日にかけて沖縄地方に接近し、その後も勢力を保って22日から23日にかけて、西日本から東日本、北日本にかなり接近する見込みです。  

[防災事項]
<大雨・雷・突風>
 台風を取り巻く発達した雨雲や本州の南海上に停滞する前線の影響により、南西諸島や西日本、東日本の太平洋側を中心に、23日にかけて、非常に激しい雨が降り、局地的に猛烈な雨の降るところがあります。

 22日12時までの24時間に予想される雨量は、多いところで、
  沖縄地方、九州南部・奄美地方、近畿地方、東海地方 250ミリ
  四国地方、伊豆諸島                150ミリ
  九州北部地方、北陸地方              120ミリ
  関東甲信地方                   100ミリ
 
 23日12時までの24時間に予想される雨量は、多いところで
  東海地方                400から600ミリ
  近畿地方、関東甲信地方、伊豆諸島    300から400ミリ
  中国地方、四国地方、北陸地方、東北地方 200から300ミリ
  九州北部地方              100から200ミリ 
です。

 台風の接近と通過に伴い、南西諸島から西日本、東日本を中心とした広い範囲で大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

<暴風・高波>
 台風の影響で、南西諸島では22日にかけて、西日本と東日本では22日から23日にかけて、猛烈な風が吹き、猛烈なしけとなるところがある見込みです。
 
 22日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、 
  沖縄地方      45メートル(65メートル)
  近畿地方      30メートル(45メートル)
  九州南部・奄美地方、四国地方、中国地方、東海地方、北陸地方
            25メートル(35メートル)
  
 22日にかけて予想される波の高さは、
  沖縄地方            13メートル
  近畿地方、東海地方       10メートル
  九州南部・奄美地方、四国地方   9メートル
  伊豆諸島             8メートル
  九州北部地方、中国地方      6メートル
 です。

 暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。

<高潮>
 南西諸島から東日本では、台風の影響が大潮の時期と重なり潮位が高くなる見込みです。海岸や河口付近の低地では、高潮による浸水や冠水に警戒・注意してください。

[補足事項等]
 今後の台風情報や地元気象台が発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 次の「台風第21号に関する情報(総合情報)」は、21日17時頃に発表する予定です。

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