北海道 12月並みの寒気の影響で大気の状態不安定 雷雨やアラレに注意
2020年10月29日(木)17時30分 ウェザーニュース
2020/10/29 17:01 ウェザーニュース
今日29日(木)の北海道は、前線が東に離れた後に上空へ寒気が流れ込んだ影響で、日本海側を中心に再び雨雲が発達しています。道央の余市町では底がグレーの怪しげな雲が広がっており、今にも雨が降り出しそうな空です。
12月並みの強い寒気で大気の状態が不安定に
これから夜にかけては、上空5500m付近で−30℃以下の12月並みの強い寒気が、北海道の上空を通過します。大気の状態はさらに不安定になって、雨雲が発達しやすくなる見込みです。
今夜は短い時間にザッと降る雨に加えて、アラレや雹、落雷、突風などのおそれがあります。強いアラレが降った場合、気温が高くても道路に積もって、滑りやすくなりますので、車で移動をする場合はスピードを落とすなどの安全確保を行ってください。
大気の不安定な状態は、今夜だけにとどまらず、明日30日(金)の夕方にかけて続きますので、十分な注意が必要です。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)