肌寒さ戻った立冬の朝 暖かかった昨日より15℃以上低いところも
2023年11月8日（水）7時30分 ウェザーニュース
2023/11/08 07:37 ウェザーニュース
今日8日(水)朝は高気圧に覆われて晴れているところが多くなっています。西日本では放射冷却が効いて内陸を中心に気温が下がり、北海道では寒気の影響で冷え込みました。
朝から季節外れの暖かさとなった昨日と比べると、10℃前後も気温が下がっていて、場所によっては15℃以上も低くなっています。
昨日の朝との体感に大きな差
二十四節気の「立冬」を迎え、暦の上では冬が始まり、今朝は肌寒さが戻ってきました。日本列島の全域が冷たい空気に覆われて、季節外れの暖かい朝となった昨日よりも大幅に気温が下がっています。
今朝6時30分の時点で昨日との気温が最も大きかったのは、北海道釧路市の中徹別で16.4℃も低くなりました。長野県阿智村の浪合でも16.0℃も差がありました。東京や名古屋、大阪でも昨日の朝よりも5℃以上低く、一転して肌寒い朝となっています。
＜今朝の6時30分の気温（前日差）＞
札幌 7.4℃（ー6.6）
仙台 13.8℃（ー5.9）
東京 15.4℃（ー6.9）
名古屋 12.7℃（ー7.5）
大阪 12.8℃（ー7.4）
福岡 11.9℃（ー4.6）
ただ、これでも平年より大幅に気温が下がったわけではなく、平年並みに近い朝の気温となっています。
昼間は過ごしやすい気温に
今日の最高気温は西日本から東海、関東で20℃を少し超えるくらいとなり、昼間は各地で過ごしやすい陽気となります。東京都心の21℃は記録的な暖かさとなった昨日に比べると7℃も低いものの、それでも平年よりはやや高い気温です。
北日本でも暖かかった昨日と比べると大幅に気温は下がりますが、平年並みに近い気温のところが多くなります。北海道では雲が多いため昼間でも寒さを感じられそうです。暖かい服装でおでかけください。
