気象庁1か月予報 平均気温は半年ぶりに平年並みの予想
2023年11月9日（木）16時0分 ウェザーニュース
2023/11/09 14:45 ウェザーニュース
今日11月9日(木)、気象庁は11月11日から12月10日までの1か月予報を発表しました。
この先1か月の平均気温はほぼ全国で平年並みの予想です。降水量は北日本や東日本の日本海側で平年より多くなるとみられます。雪になる日もあるため、早めの対策が必要です。
1か月の平均気温はようやく平年並みに
この先1か月の気温
11月上旬は季節外れの高温となったものの、目先11月中旬は冬型の気圧配置となって日本列島の上空には強い寒気が流れ込みます。全国的に気温が下がり、特に北日本や西日本は平年より低くなる所もある見通しです。
11月末は寒気の影響を受けにくくなって、全国的に気温は平年より高めになる可能性があります。このため、この先1か月の平均気温は北日本から西日本にかけて平年並みとなる予想です。
今年は記録的な高温が続いていました。沖縄はまだ平年並みか高い予想ですが、北日本から西日本で平年より高い予想がなくなるのは5月以来、半年ぶりのことです。
日本海側は雨や雪の日が多い
この先1か月の降水量
北日本や東日本の日本海側は、低気圧や寒気の影響を受けやすくなります。この先1か月の降水量は平年より多くなる見通しです。北海道を中心に雪になり積雪などの影響が出始めるため、冬タイヤへの交換がまだの方は早めに行ってください。東北や北陸も山沿いの走行は注意が必要です。
一方、中国大陸からは高気圧が張り出すため、東日本や西日本の太平洋側は晴れる日が多く、降水量は平年並か少なくなるとみられます。空気が乾燥しやすくなるため、火の取り扱いやノド、肌のケアなどに十分注意をしてください。
関連記事（外部サイト）
