低気圧や前線通過で各地で荒天 北海道は風が強まり暴風警報も

2022年11月13日(日)11時15分 ウェザーニュース

2022/11/13 11:13 ウェザーニュース

今日13日(日)、低気圧が発達しながら北海道に近づいています。低気圧やそこから伸びる前線の周辺では雨雲が発達しやすく、局地的な強い雨や風に警戒が必要です。

瞬間的には30m/sを超える暴風のおそれ

発達中の低気圧の影響で、北海道や東北は日本海側を中心に風が強まっています。11時00分までの最大瞬間風速は稚内市・宗谷岬で26.9m/s、江差町で23.3m/s、青森県深浦町で21.6m/sを観測しました。北海道宗谷地方には暴風警報が発表中です。
低気圧は午後にかけて発達しながら北海道を通過します。日本海側だけでなく、オホーツク海側や太平洋側でも風が強まり、瞬間的には30m/sを超えるような暴風となる見込みです。西日本や東日本でも風の吹き抜けやすい地域では25m/s前後の風が吹くとみられます。
強い風による交通機関の乱れや停電、飛来物などが想定されますので、警戒が必要です。

午後は広い範囲で強雨や雷雨に注意

13日(日)夕方の雨雲の予想

低気圧や前線に伴う活発な雨雲は北海道や四国などに広がっています。11時00分までの1時間に北海道遠別町で12.0mm、余市町で13.0mmのやや強い雨を観測し、稚内市には土砂災害警戒情報が発表されました。
午後にかけては日本海を進む寒冷前線が近づく影響で、北海道や東北の日本海側、北陸を発達した雨雲が通過する見込みです。短時間の激しい雨や落雷、突風のおそれがありますので、注意をしてください。
また、西日本の太平洋側で発生した低気圧が東進するため、四国から東海にかけての沿岸部でも局地的に雨が強まる見通しです。関東も南部を中心に夕方から夜にかけて雨が降りやすくなりますので、外出の際は雨具をご用意ください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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