今夜「国際宇宙ステーション(ISS)きぼう」を見つけるチャンス 「道具袋」も!

2023年11月15日(水)10時36分 tenki.jp

きょう15日の夜は沖縄や九州から東海を中心に「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)を見られるチャンスです。また、飛行士の手を離れた「道具袋」がISSの前方に、6等級ほどの明るさで輝いているようです。時刻や観測のポイント、今夜の天気をまとめました。

きぼうが見られる地域や時刻

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」とは、その中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周およそ90分というスピードで、地球の周りを回っていて、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。
上の図は、15日の「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。18時23分頃から観測のチャンスがあります。見え始めから見え終わりまでは3分前後です。
明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。
また、船外活動において、使用されていた「道具袋」が飛行士の手を離れて宇宙空間を漂流し、現在、この「道具袋」は夜空を飛行するISSの前方に6等級ほどの明るさで輝いているのが確認できるとのことです。この「道具袋」は現在、地上からでも肉眼でかろうじて見える6等級ほどの明るさで見えるようです。双眼鏡があれば、より見やすいでしょう。ISSの進行方向すぐの空に見つけることができます。

今夜の天気は?

きょう15日の夜は、北海道は雲が広がりやすいですが、日本海側や太平洋側では晴れる所もあるでしょう。東北は太平洋側を中心に晴れる見込みです。北陸や関東は雲が多いですが、一部に雲の切れ間があるでしょう。東海から九州、沖縄はおおむね晴れて、きぼうを見られるチャンスです。
夜は冷え込みますので、しっかり寒さ対策をして観察してください。

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