2週間天気 金曜~土曜は今季一番の寒気 大雪・暴風・急な寒さ 来週にかけ寒暖差大

2023年11月22日(水)11時53分 tenki.jp

24日(金)から25日(土)は冬型の気圧配置が強まり、今シーズン一番の寒気が流れ込むでしょう。北海道から北陸は平地でも雪が降り、積雪となる所があるでしょう。全国的に風が強まり、暴風となる恐れもあります。一気に冬の寒さとなるでしょう。

24日(金)〜25日(土)は冬の嵐

23日(木:勤労感謝の日)は、低気圧が発達しながら日本海から北海道の北へ進み、低気圧から延びる前線が北日本から東日本付近を通過するでしょう。北海道から北陸では午後は次第に雨や雷雨となりそうです。大気の状態が不安定となり、落雷や突風、ひょうに注意が必要です。
24日(金)から25日(土)は冬型の気圧配置が強まり、今シーズン一番の寒気が流れ込むでしょう。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気(降れば平地で雪となる目安)が西日本まで流れ込む予想です。マイナス12℃以下の強い寒気が東北北部付近まで南下する見込みです。
24日(金)から25日(土)は北海道から北陸は平地でも雪が降り、積雪となる所があるでしょう。仙台や福島、新潟などで初雪となりそうです。山沿いでは大雪となる恐れがあります。夜間に寒気のピークがくるために東北の太平洋側でも積雪となる所があるでしょう。車は冬の装備で、路面状況の変化にご注意ください。全国的に風が強く、北海道や東北では暴風となる恐れもあります。交通機関に影響が出る可能性があり、注意が必要です。
26日(日)は冬型の気圧配置は緩むでしょう。ただ、27日(月)から28日(火)にかけて低気圧が北日本付近を進み、29日(水)は再び冬型の気圧配置となる予想です。北海道から北陸は雨や雪が断続的に降るでしょう。

ポカポカ陽気のち一気に冬の寒さ

23日(木:勤労感謝の日)は暖気が流れこみ、最高気温は全国的に平年より高いでしょう。北海道や東北でも18℃くらいまで上がりそうです。関東から九州では20℃以上で、東京都心は22℃と10月中旬並みとなるでしょう。
24日(金)は気温が急降下。福岡市で最高気温が11℃と年末ごろの寒さになりそうです。寒気の流れ込みが遅い関東は暖かさが続くでしょう。25日(土)と26日(日)は全国的に最高気温は平年を下回り、冬の寒さとなりそうです。札幌市は真冬日(最高気温0℃未満)となるでしょう。関東から九州も12℃前後で、冷たい風が身に沁みそうです。万全な寒さ対策をなさってください。
27日(月)以降はいったん寒さが和らぐでしょう。日によって、寒暖差が大きくなりそうです。

北海道から北陸は雪や雨 太平洋側は乾燥した晴天

30日(木)からは北海道から北陸は雲が多く、雪や雨が降る日があるでしょう。太平洋側は晴れて、空気が乾燥する日が多い見込みです。
最高気温、最低気温ともに平年並みの日が多いでしょう。12月らしく朝晩は冷え込み、日中も空気が冷たい日が多くなりそうです。

シーズン最初の雪 慣れていても注意

冬の時期に雪の多い所に住んでいる方でも、ひと夏を過ぎると、雪道での車の運転感覚を忘れがちです。シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも、以下の2つのことに注意が必要です。
(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。
(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。

tenki.jp

「寒気」をもっと詳しく

タグ

「寒気」のニュース

「寒気」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ