「強い」台風21号 3日~5日 小笠原諸島は大しけのおそれ

2021年12月2日(木)12時15分 tenki.jp

12月に入っても、まだ台風の影響が心配されます。台風21号は2日9時現在「強い」勢力に発達しながら北上中で、進路によっては、3日〜5日は、小笠原諸島で大しけとなるおそれがあります。最新の台風情報を確認してください。

「強い」台風21号 今後の進路は?

台風21号は、2日9時現在、フィリピンの東にあって、1時間に50キロの速さで北へ進んでいます。中心気圧は970hPa、中心付近の最大風速は35メートルで、暴風域を伴っています。2日3時に「強い」勢力に発達し、9時現在も「強い」勢力を維持しています。
この台風は、3日にかけても「強い」勢力のまま北上し、進路を次第に東よりに変えるでしょう。4日には「強い」勢力ではなくなる予想ですが、4日〜5日は小笠原近海へ進む予想です。
今回、台風の本州への影響はありませんが、小笠原諸島では、台風の進路次第で、3日〜5日は大しけとなるおそれがあります。12月になり、台風の多く発生する時期は過ぎたとはいえ、まだ台風による高波に十分注意するとともに、最新の台風情報を確認してください。

高波に注意 台風が離れていても 海には近づかないで

台風が近づくと波が高くなり、台風の中心付近では、波の高さが10メートルを超えることもあります。沿岸部では、大雨や暴風だけでなく、高波にも注意が必要です。
そこで、台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。
また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。

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