東京など関東でパラパラと雨 強まる心配はなく18時頃までには止む
2020年12月14日(月)15時45分 ウェザーニュース

2020/12/14 15:45 ウェザーニュース
午前中は冬晴れとなった東京など関東南部は、午後になって雲が広がり弱い雨が降り出してきました。北東の風と西よりの風がぶつかることで発生した雲が、上空に広がって雨を降らせている状況です。
ただ、こうした雲は厚みがそれほどないため、雨をしっかりと降らせる力は持っていません。雨が強まることはなく、18時頃までには止む見込みです。
風のぶつかり合いが雲の発生要因
冬型の気圧配置のときに吹く北西の風が、本州中部の3000m級の山岳地帯を回り込んで、伊豆半島沖でぶつかり合い、雲を発生させるパターンがしばしば見られます。
今回もそのパターンで、伊豆大島から伊豆半島北部、箱根あたりで雲が発生、発達し、上空の強い西風に流される形で関東南部を覆ってきたものです。冬にグレーの低い雲が急に広がってきたら、にわか雨やにわか雪に要注意となります。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)