中国地方 冬将軍はクリスマスイブに向けて一歩後退

2020年12月18日(金)11時48分 tenki.jp

中国地方は今週に入って真冬並みの寒さが続いていますが、厳しい寒さにもいったん先が見えてきました。
この週末は冬らしい天気が続き、山陰では冷たい雨や雪が降りますが、来週にかけて気温が一時的に上向き、日差しが暖かく感じられる日もある見込みです。
クリスマスイブには雨の表示が見られますが、気温が高いため、雪になる可能性は低いでしょう。

週末は冬らしい天気が続く

土曜日から日曜日にかけては、西高東低の冬型の気圧配置が続く見込みです。
中国地方の上空1500m付近には、平地で雪の降る目安となる-6℃以下の寒気が流れ込むでしょう。
山陽は沿岸部を中心におおむね晴れますが、山陰は冷たい雨や雪の降るところが多く、山間部を中心に雪が積もる見込みです。
夜間を中心に路面の凍結するおそれがあるため、車の運転には十分な注意が必要です。

来週は山陰の天気もいったん回復へ

図は、上空1500m付近の-6℃(平地で雪の目安)以下の寒気がどのように動くのかを示しています。
20日までは中国地方の上空に居座っていますが、その後は次第に北へと後退していく様子が分かります。特に、23日から24日にかけては大陸から日本海の北部を低気圧が通過し、低気圧に向かってこの時季にしては暖かな空気が流れ込む見込みです。
山陰でも晴れ間の広がる時間があり、日中の寒さも一時的に和らぐでしょう。
しかし、25日は再び冬型の気圧配置に戻り、新たな寒気が流れ込む見込みです。
年末に向けて、再び寒波に見舞われる恐れがあるため、寒気の動きには油断ができません。

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