西から低気圧接近で近畿まで雨域拡大 明日は北陸などで雷雨に注意

2023年12月19日(火)15時20分 ウェザーニュース

2023/12/19 15:15 ウェザーニュース

低気圧や前線の影響で西日本は雨の範囲が広がり、近畿でも雨の所が増えてきました。明日20日(水)は日本海側で雨の所が多く、北陸を中心に雷雨に注意が必要です。

西日本の広い範囲で雨が続き山沿いは雪に

低気圧や前線が東に進み、午後になって雨の範囲は近畿まで拡大してきました。
雨雲はあまり北には広がっていないため、傘が必要なくらいに雨になっているのは和歌山県など太平洋側で、大阪周辺はぱらつく程度になっています。標高の高い所では雪になっているものの、高野山でも地面に積もるほどではありません。
西日本は夕方から夜にかけて太平洋沿岸で雨の降りやすい状況が続き、東海や関東の沿岸部でも雨雲のかかる所がある見込みです。また、日本海にも別の低気圧が発生して、今夜遅くには東北で雪、北陸で雨の所が多くなってきます。

明日の北陸は内陸部でも雨に

太平洋側の雨は今夜のうちに止んで、明日は天気が回復します。一方で、日本海側はシアーライン(風の流れが変化する境界線)の影響で雲が発達しやすく、北陸を中心に雨が降る見込みです。
上空の寒気が一旦、北に後退しているため、平野部だけでなく内陸部でも雪ではなく雨の所が多くなります。ここ数日で積雪が増加した地域でも雨になるため、路面状況が悪化に注意をしてください。
また、局地的に雨雲が発達し、雷や突風、霰(あられ)などを伴う可能性があるため、注意が必要です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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