スイス・Magtrol社製パウダーブレーキ「PB-IS」シリーズ販売開始

2025年1月29日(水)12時46分 PR TIMES

モーターの性能評価や耐久試験、ギアの負荷試験をより高精度かつ広範囲で実現

株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野 俊也(こうの としや)、以下 東陽テクニカ)は、2025年1月29日(水)に、スイス・Magtrol社製パウダーブレーキ「PB-IS」シリーズの販売を開始いたします。
「PB-IS」シリーズは、モーターの性能評価や耐久試験、ギアの負荷試験をより高精度かつ広範囲で実現します。従来のデジタルダイナモメーターからトルクセンサー機能を省き、ブレーキ機能に特化。最大1,200N・mの定格トルクで、水冷式の採用により吸収出力を48kWまで大幅に向上させました。これにより、産業用サーボモーターや誘導モーターのより高負荷な試験やEV(電気自動車)の主要部と言われるe-Axle(※1)の負荷試験にも対応可能です。東陽テクニカは本製品シリーズを通じ、モビリティや産業機械の電動化推進に貢献してまいります。
※1 イーアクスル。EVやFCEV(燃料電池車)、PHV(プラグインハイブリッド車)といった車両に搭載される駆動ユニット。モーターとインバーター、減速機を一体化したもの。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75068/169/75068-169-1d70792cbe82928f9473de3c32f60430-1200x1112.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]パウダーブレーキ「PB-IS」シリーズ
【 背景/概要 】
昨今、あらゆる産業で電動化が進み、モビリティや産業機械などの性能向上に向け研究開発が加速しています。性能向上の過程において、搭載されるモーターは年々増加し、さまざまな駆動機械が電動モーターに置き換わっています。エネルギーや環境、資源問題を背景に、近年のモーターは、高効率・低消費電力が必要とされています。
今回販売するパウダーブレーキ「PB-IS」シリーズは、モーターの性能評価や耐久試験、ギアの負荷試験などにおいて、より高負荷な評価・試験を可能にします。既存のパウダーブレーキ式デジタルダイナモメーターからトルクセンサーの機能を省きブレーキ機能のみに絞ったシリーズで、定格トルクは最大で1,200 N・m(ニュートン・メートル)、吸収出力は最大で48kWまで対応します。新シリーズでは、水冷式を採用しており、空冷式が使われている既製ブレーキに比べ、吸収出力を20倍まで上げることができます(※2)。これにより、500N・mでも900rpm(revolutions per minute:1分間の回転数)以上の連続運転が可能になります。例えば、定格1,000rpm以上回転するサーボモーターの評価や、定格数100N・m、10kW以上の誘導モーターの耐久試験など、より幅広い範囲のモーターやギアの評価・試験が可能です。
※2 東陽テクニカ取り扱いの既存製品での比較。
【 主な特長 】
・水冷式を採用、吸収出力が空冷式に比べ20倍の48kWに向上
・500N・mでも900rpm以上の連続運転が可能
・高トルク・高速運転の評価を実現
・同出力のモーター負荷と比べ短納期で、最短4ヶ月より納品可能
【 製品データ 】
・製品名:パウダーブレーキ「PB-IS」シリーズ
・販売開始日:2025年1月29日(水)
・価格帯:要お見積り
・製品ページ:https://www.toyo.co.jp/e-mobility/products/detail/PB-IS.html


<株式会社東陽テクニカについて>
東陽テクニカは、最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新を推進しています。その事業分野は、脱炭素/エネルギー、先進モビリティ、情報通信、EMC(電磁環境両立性)、ソフトウェア開発、防衛、セキュリティなど多岐にわたり、クリーンエネルギーや自動運転の開発などトレンド分野への最新計測ソリューションの提供や、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力しています。新規事業投資やM&Aによる成長戦略のもと国内外事業を拡大し、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献してまいります。
株式会社東陽テクニカ Webサイト:https://www.toyo.co.jp/

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