海外ジャーナルへの論文投稿のハードルを下げる挑戦。研究支援エナゴが新サービスAIプラス英文校正サービスの提供を開始

2024年2月14日(水)11時46分 PR TIMES

生成AIによる英文校正と分野のプロによるチェックを合わせたよりリーズナブルで短納期の新プラン

研究者のための学術論文に特化した英文校正・投稿支援サービスを提供する研究支援エナゴは、2024年2月8日よりサービスのラインアップに新しく生成AIとプロの校正者のチェックを組み合わせた新サービス「AIプラス英文校正」の提供を開始しました。

クリムゾンインタラクティブ(Crimson Interactive、https://www.crimsonjapan.co.jp/)の運営する研究支援エナゴは、AIとプロの校正者のチェックを組み合わせた新サービス「AIプラス英文校正」の提供を開始しました。「AIプラス英文校正」はChatGPTなど生成AIの定着に伴い生まれた研究者のニーズに応えるサービスで、AIを使って校正した学術的な文書に、専門校正者の手によるさらなる校訂を加えるものです。エナゴのサービスラインアップに、1単語あたり2円からという従来の英文校正の相場を大幅に下回る低料金かつ、より短納期の選択肢が加わります。

AIプラス英文校正:
https://www.enago.jp/ai-english-editing

学術英語に特化した校正を行う独自開発のAIツールと、ご依頼の分野を専門とするプロの学術校正者の長所を組み合わせることで、これまでよりリーズナブルな料金体系で専門性の高い英文校正を提供します。

依頼者自身でChatGPTやGrammarly、DeepLなどのAIツールを使って校正や翻訳をされた英文を、学術的に正しい表現の文章に修正したい著者や、念のために人の目で最終チェックを依頼したい著者などに最適なサービスです。1万単語の最短納期が1営業日と、既存サービスと比べても圧倒的な短納期で校正済原稿を納品します。AI生成文に頻繁に現われるとされる、いわゆる「ハルシネーション=もっともらしい嘘」も、プロの校正のチェックを経ることで、見落としを防ぎます。

[画像1: https://prtimes.jp/i/131971/5/resize/d131971-5-05fcd12e84fae29587d6-0.jpg ]


サービス開始の背景



近年、日本の大学の研究力低下を憂慮する声が上がるようになってきました。研究力の指標のひとつに「トップ10%補正論文数」などの論文発表数が挙げられますが、日本は諸外国に差をつけられており、その要因の一つが日本の大学の研究環境や資金力・財政面の課題です。

研究資金が限られる環境下では、英語をネイティブとしない日本人研究者には、英語の学術ジャーナルへの投稿プロセスは費用・労力の両面で大変な負担になります。

その一方、2022年9月からの一年間にChatGPTへの合計訪問数が146億になる※1など生成AIツールの利用者数が全世界で爆発的に増加する中で、研究者たちもこうしたツールを上手く活用することで負担を軽減するようになってきました。実際、自身の英語論文をAIツールで校正するというプロセスを多くの研究者たちが取り入れています。(※1 参照元:https://writerbuddy.ai/blog/ai-industry-analysis)

しかしエナゴが実施した研究者たちへのグローバル調査によると、AIツールの学術論文への活用については、67%の回答者が生成文の偏りや不正確さを懸念しています。
(参照元:Enago Global AI Survey https://www.enago.com/academy/enago-global-survey-report-impact-artificial-intelligence-future-academic-publishing/)

エナゴではこうした現状を踏まえ、一般的なAIツールを駆使して論文を執筆する研究者の皆様や、低料金での専門的なサービスを求めるニーズに応え、学術に特化したAIツールと専門校正者による、スピーディーでリーズナブルなサービスを提供することを決定しました。


AIプラス英文校正の特徴


AI プラス英文校正のコンセプトは、よりリーズナブルな価格で、より速い英文校正サービスの提供です。
校正のレベル・深度に合わせて、2つのサービスプランから選べます。


■AIプラス英文校正 ライト
エナゴが学術英語に特化して独自開発したAIで、論文の英語をチェック。その後、学術英語の専門家である英語ネイティブが、AIの誤解釈による不必要な校正が行われていないかを検証し、必要に応じて修正します。文章の改善のためのコメントも提供します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/131971/5/resize/d131971-5-52c023c3e0c1245d81f4-1.png ]



■AIプラス英文校正 エキスパート
エナゴ独自のAIツールによる校正後、ご依頼の論文と専門分野の合致する英語ネイティブの校正者がさらに踏み込んだレビューを実施し、科学的正確性を確保し、より読みやすい英語論文へとブラッシュアップします。AIの誤解釈をチェックし、さらなる改善のためのコメントを提供します。


[画像3: https://prtimes.jp/i/131971/5/resize/d131971-5-928b4e0a2f516ac1cb4e-1.png ]

サービス詳細ページはこちら
https://www.enago.jp/ai-english-editing


株式会社クリムゾンインタラクティブ・ジャパンについて


クリムゾンインタラクティブは、2005年創業の科学コミュニケーションとビジネスにおける国際化を多角的に支援する会社です。研究支援エナゴ(Enago)、エナゴ学術英語アカデミー(Enago Academy)、AI英文校正ツールトリンカ(Trinka)、学術翻訳ユレイタス(Ulatus)、英語文字起こしボックスタブ(Voxtab)などのブランドを運営し、独自開発したツールやサービスを通じて言語の壁を乗り越えるサポートを提供しています。クリムゾンインタラクティブは本社のムンバイのほか、東京、ニューヨーク、ロンドン、ソウル、北京/上海にオフィスを構えるグローバル企業です。


クリムゾンインタラクティブ・ジャパン:https://www.crimsonjapan.co.jp/
研究支援エナゴ: https://www.enago.jp/
AI英文校正トリンカ:https://www.trinka.ai/jp/
エナゴ学術英語アカデミー: https://www.enago.jp/academy/
学術翻訳ユレイタス:https://www.ulatus.jp/
英語文字起こしボックスタブ:https://www.voxtab.jp/

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