AIを使った新しい漏水調査方法 2024年より長崎市上下水道局で実証開始

2024年2月20日(火)10時46分 PR TIMES

持続可能で効率的な漏水調査によって有収率向上に貢献

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wavelogy株式会社は、長崎市上下水道局と連携し漏水音のAI診断検査システム「SuiDo_AI」の実証実験を開始いたします。本連携協力により、漏水音を見える化することで、有収率を向上し、持続可能な水道事業の運営に寄与することを目的としています。
背景


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現在水道ビジネスは、老朽化の進行により年間18万件を超える漏水・破損事故が発生し、日本全国で年間1800億円以上の損失が発生していると考えられます。また、既存の漏水調査は漏水を判断可能な人材の不足や、漏水調査の単価の高騰、実施した漏水調査に対する技術評価が不可能であるといった課題を抱えています。wavelogy株式会社は、水道事業体ならびに漏水調査会社の地中漏水検査とデータ活用を効率化、形式化することで各地域の人材不足の解消と有収率の向上を目指します。
実証実験の概要


【期間】令和7年3月末まで(予定)
【概要】ICT及び音景解析技術を活用した有収率の向上に関する漏水調査方法の開発
【内容】
・漏水音データの収集
・「SuiDo」を用いた集音・判断分離型の漏水調査フローの検証
・AIによる漏水調査補助の効果測定

本実証実験は、当社が保有するICT及び音景解析技術を活用し、水道管の漏水音データを用いて漏水検知AIを用いたモバイル漏水調査システムを開発します。SuiDo_AIは、漏水音アップロードデバイス、漏水音共有GISプラットフォーム、漏水診断AIから構成され、漏水調査現場である管路・弁、路面上で集音された音をオンライン上で共有し、漏水場所の予測とレポートの作成を自動で生成するソフトウェアです。SuiDo_AIの導入によって、現在行なっている漏水判断の80%をAIに置き換えることで、集音業務は誰でも可能に・漏水判断業務は現在のリソースで4倍以上識別可能にすることを目標としております。
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wavelogy株式会社は、
「音を認識し新たな産業を作る」
「生活のすべてを支える音インフラとなる」
ことで社会に貢献していきます。

wavelogy株式会社
本社所在地:東京都文京区本郷6丁目25番14号 HONGO EGG内
支店所在地:長崎県佐世保市早苗町609
代表取締役:道上竣介
お問合せ:https://wavelogy.jp/connect/

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