パラオ共和国とコンサベーション・インターナショナル、海洋資源の持続可能な利用と海洋保護を両立するための連携を強化
2025年3月18日(火)13時17分 PR TIMES
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パラオ共和国とコンサベーション・インターナショナルは、東京で開催された「ワールド・オーシャン・サミット」において、海洋保全と持続可能な漁業に基づく、強靭な島嶼経済の構築に向けてパラオの取り組みを支援するためのパートナーシップを新たに締結しました。このパートナーシップは、海洋管理と海洋経済開発における、パラオの世界的なリーダーシップを支えるものです。
本覚書(MOU)は、2021年に初めて締結された協力関係をさらに発展させたものであり、パラオの国家ビジョンである「A Kot a Rechad er Belau」(パラオの人びとを第一に)のスローガンに沿って、保全活動がパラオのコミュニティに利益をもたらすことを目的としています。環境保護と持続可能な経済成長の統合を目指す「海洋に基づく発展計画(The Palau Blue Prosperity Plan) ※1」を基盤とする新たな覚書(MOU)は、2029年まで協力期間が延長され、パラオ国立海洋保護区の強化、持続可能な国内漁業の推進、地域経済の活性化などが重視されています。また、パラオの漁業の持続可能な管理を強化するための政策、インフラ、資金面での支援強化が盛り込まれ、この協定は、パラオの地域社会の経済的利益を向上させながら、世界をリードする海洋保護と適応管理戦略を推進し、重要な生態系を保護することも目指しています。
パラオ共和国、スランゲル・S・ウィップス・ジュニア大統領のメッセージ
「我々の祖先から受け継がれた、自然との調和を重んじる精神に基づき、コンサベーション・インターナショナルとの連携をさらに強化します。このパートナーシップは、海洋資源の保全、経済の安定、そして未来世代への責任を果たすための礎となるでしょう」
コンサベーション・インターナショナルCEO、M.サンジャヤンのメッセージ
「パラオは、自然保護と持続可能な経済が両立し得ることを世界に示しています。新たなパートナーシップにより、人と自然の両方を支える健全で生産的な海洋環境の実現という共通のビジョンを再確認し、20年にわたる取り組みをさらに発展させていきます。コンサベーション・インターナショナルは、パラオ共和国が『海洋に基づく発展計画(The Palau Blue Prosperity Plan)』の目標を達成できるよう、今後も継続的に支援していきます」
■コンサベーション・インターナショナル
すべての人々のウェルビーイング達成のために、自然保護を通じて持続可能な社会の実現を目指す国際環境NGO。現地コミュニティから政府まで、多様なパートナーシップを軸に、科学的知見に基づく戦略と革新的な手法を組み合わせ、世界70以上の国と地域で実践活動を続けている。
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