共立女子大学・共立女子短期大学が「リーダーシップの共立(R)」の実践例を紹介するシンポジウムを開催しました。
2025年3月31日(月)16時17分 PR TIMES
「リーダーシップの共立(R)」を掲げる共立女子大学・共立女子短期大学は2025年3月1日(土)、東京都千代田区の共立講堂で、2024年度共立リーダーシップGPシンポジウム「誰もがリーダーシップを発揮する組織への一歩〜『リーダ-シップの共立(R)』実現への歩みと挑戦〜」を開催しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141237/25/141237-25-be03f405dda770450a93f1a78c7f47f3-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]シンポジウムの開会にあたり『リーダーシップの共立』の意義について語る佐藤学長[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141237/25/141237-25-4ec03189809a55b5e357fa1d6bc28360-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]当日は教職員および関係者約200名が参加
本学では、『みずからを恃(たの)み「自立」し、「友愛」により他者と協働して目標達成を目指す力』を「共立リーダーシップ」と定義しています。2024年度には、リーダ-シップ教育を促進・支援するための全学プロジェクト「共立リーダーシップGP(グッドプラクティス)」をスタートさせています。約200人が参加した今回のシンポジウムでは、GPの事例紹介を通じ「リーダーシップの共立」を発信しました。
基調講演では、ソフトバンク株式会社の人事企画で部長を務める杉原倫子氏が「企業が求めるリーダーシップと女性活躍のキャリア」というテーマで講演しました。杉原氏は自らのビジネス経験を基にしながら「変化が激しく、価値観が多様化する時代に、自ら考えて行動するリーダーシップの体現が求められる」と指摘しました。また、早稲田大学常任理事の井上文人氏は「産業界からの視点も取り入れながら、高度なプログラムへと進化させ続けなければならない。共立のリーダーシップ教育に期待している」と話しました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141237/25/141237-25-89e91e74cace88b8c5175b4c2d8af0f8-1438x808.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ソフトバンク株式会社の杉原倫子氏が、企業が求めるリーダーシップと女性のキャリア形成について講演[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141237/25/141237-25-63274b3b7b22b7279b086e847c2e110f-1447x810.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]早稲田大学の井上文人氏が、産業界の視点を取り入れたリーダーシップ教育の重要性を語る
2024年度「共立リーダーシップGP」は、32のプロジェクトが進行しました。事例紹介では、以下の3つのプロジェクトの担当者がそれぞれの成果を報告しました。
1.「商品開発コンテスト(Student Innovation College)での商品開発活動」(ビジネス学部)
2.「館園実習における共立リーダーシップの実践」(教育学術推進課学術情報グループ)
3.「看護学部全教育課程を通じた共立リーダーシップ評価システムの構築」(看護学部)
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141237/25/141237-25-c32bade6def281622d2d178a1a443826-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ][画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141237/25/141237-25-f3b62b971f484d7fc4dc8abca0dd8403-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ][画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141237/25/141237-25-904ca50542653a11669b3269fc22ad10-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
パネルディスカッションでは、本学リーダーシップ教育センター長の岩城奈津准教授が、本学におけるリーダーシップ教育の特徴について、「経験学習サイクルという考え方では、経験を振り返ることで知恵になります。本学ではコミュニケーションスキルや論理的な思考などのナレッジを提供した上で、体験させ、振り返るというカリキュラムを組んでいます」と説明した。杉原氏は「正解がない時代において、企業は自分の考えを持ち、周囲に伝えられる人材を求めています。経験と内省、フィードバックを重視するリーダーシップ教育は、そのような人材を育ててくれます」と意義を強調した。また、国内のリーダーシップ教育の第一人者で、早稲田大学グローバルエデュケーションセンター教授の日向野幹也氏は「リーダーシップ教育を必修科目として学部からスタートし、全学に展開した共立女子大学の取り組みは先進的です。同様の試みを模索している他の大学をアシストしていってほしい」と話しました。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141237/25/141237-25-1384327fbc975b4c273ecd56fcc07bb3-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]パネルディスカッションでは、今後のリーダーシップ教育の方向性や本学の役割について議論された[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141237/25/141237-25-0b2a4a11a9fca60b79d010c10d4d204a-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]本学 リーダーシップ教育センター センター長/ビジネス学部 准教授 岩城 奈津 氏
【佐藤雄一学長より】
今回開催したシンポジウムは学内外に共立リーダーシップの重要性を示し、本学の掲げるリーダーシップ教育の理解と関心を高める契機となりました。
今後もこの取り組みを通じて共立リーダーシップを社会に広めることで、更なる教育発展につなげていくことを期待しています。
【岩城奈津リーダーシップ教育センター長より】
全学プロジェクト「共立リーダーシップGP」で32もの取り組みが生まれたのは、教職員が関心を持ち、自ら進んで手を挙げてくれた結果です。本学では「女性の自立と自活」を建学の精神に掲げています。140年近い歴史の中で培ってきた「強み」が引き出されたとも言えるのではないでしょうか。この取り組みを今後も推進していきます。