ゴールドウインのオリジナル教材『服の一生を考えよう』2024年度レポート

2025年4月10日(木)12時47分 PR TIMES

富山県立砺波高等学校では、授業後に不要衣服のリサイクル活動も実施

株式会社ゴールドウイン(本社:東京都港区/代表取締役社長:渡辺 貴生)は、2024年度、オリジナル教材『服の一生を考えよう』を、株式会社ARROWS(本社:東京都港区/代表取締役:浅谷 治希、以下、ARROWS)と共同開発し、ARROWSが運営する全国10万人以上の先生ネットワークを基盤とする「SENSEI よのなか学」として提供しました。2024年度は本教材を通じて約18,000人の主に高校生に対して教材を提供し、授業後のアンケート(※)によると、85%の受講生徒が、今後の衣服購入時に「服の一生」を考えたいと回答しました。富山県立砺波高等学校(富山県砺波市)では、本教材を2024年11月に授業で活用し、その後、2025年1月には校内全体での不要衣服のリサイクル活動も実施、回収された不要衣服は約132kg分となりました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7414/1176/7414-1176-3de004e93d60abdc094c7553dc651ce9-800x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]富山県立砺波高等学校での授業の様子
当社は、環境コンセプト「GREEN IS GOOD(グリーンイズグッド)」のもとで行うサステナブルな取り組みなどを通じて、衣服と環境問題について学び、子どもたちとともに未来を考える活動として、小学校〜高等学校の教育現場での授業連携を、2023年から本格的にスタートしました。2024年度は、ARROWSのサービスを通じたオリジナル教材の配信だけでなく、当社従業員による出前授業・ワークショップ、不要衣服のリサイクル活動の協業など、さまざまな形式で多くの子どもたちとともに学ぶ機会を創出しました。2025年度も、引き続き、教育現場との連携により、身近な衣生活と環境問題との関わりを考えるきっかけを提供していきます。
※2024年4月〜2025年3月までに本教材を受講した生徒のうち、アンケート回答を得ることのできた3,107人分を集計


■オリジナル教材『服の一生を考えよう』概要
本教材は、衣服の大量生産と大量消費による影響や衣服の一生(生産から廃棄)を知るなかで、ファッション産業がもたらす環境汚染の重大さへの気づきを促し、環境に配慮した衣服の選び方や付き合い方ができるようになることを目指し、衣生活と環境全体を学ぶ教材として開発しました。

教材に関するプレスリリース(2023年9月26日既報):https://about.goldwin.co.jp/news/page-31439


■富山県立砺波高等学校では、授業と不要衣服の回収を実施
2024年11月に、本教材を使用した家庭科の授業を実施。2025年1月には、当社とのコラボレーション企画として衣服と環境問題の学びを実践するべく、校内にリサイクルボックスを設置し、不要衣服の回収を行いました。砺波高等学校で回収された不要衣服は約132kgとなりました。回収した不要衣服は、当社が行う循環型リサイクルシステム「GREENCYCLE(グリーンサイクル)」で回収した不要衣服とともに、各衣服の状態や用途にあわせて新たな製品の原料に生まれ変わったりリユースされたりするなどし、活用されます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7414/1176/7414-1176-2ee6baa3636813575529f1dd0f6de5ef-800x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]砺波高等学校での回収の様子[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7414/1176/7414-1176-c8b15c654cfc5c99875d3f8eb714721c-800x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

■本教材を授業に採用いただいた先生方の声
富山県立砺波高等学校 家庭科教諭 永井 敏美先生
この数年、SDGsを授業の根幹に据えてきました。また、サステナブルファッションは、環境、人権の問題や発展途上国の人々の暮らしとの関連性も高いため、10年以上、授業のテーマにしてきました。今回は、一学期に取り組んだ内容の復習として、本教材を冬休み前に実施して休み中の衣服の整理を促し、1月の回収につなげました。また、自分の衣服をリペアして長く着る視点や基礎縫いの技術、自分にとって必要な量を考えることも大切にしています。家庭科は教室を飛び出してこそ、生きた学びになると思っています。不要衣服のリサイクル活動では、回収後の衣服を信頼できるところに預けたいと思っていましたので、今回、同じ富山県内に本店のあるゴールドウインと一緒に活動させていただいたことを嬉しく思っています。

東京都立国際高等学校 家庭科主任教諭 伊東 純子先生
今の高校生は、ファッションやサステナビリティの取り組みに興味を持っている生徒が多く、SDGsゴールに向けて具体的な行動を主体的に実践している生徒もいます。一方で、洋服は好きだけれども、その繊維や素材、取り扱い方法などはあまり知らない現状もあるので、そういったことを伝えらえる教材として本教材を選びました。動画教材もあり、生徒たちに伝わりやすい工夫もされていると思います。また、企業発の教材を活用することで、教員の主観だけでなく、さまざまな視点を手軽に授業に取り入れることができるメリットもあります。日本の繊維開発は世界で見てもトップレベルだと思うので、今後は、機能性繊維や機能性ファッションを伝えることのできる教材開発にも期待しています。


■受講生徒のアンケート結果
・授業後のアンケートに回答した生徒のうち85%が、今後の衣服購入時に「服の一生」を考えると回答
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7414/1176/7414-1176-89561429b4e8bc22c03c8a56b7c9b635-1280x542.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

・授業前の衣服選びは、“デザイン”“安さ”が主な基準となっているが、授業後は、つくる人の人権や環境への配慮などを基準にしようとする意識の変化が見られた
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7414/1176/7414-1176-2e004344ad1318efa62ac579c047cbca-1456x615.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


Goldwin Inc.
株式会社ゴールドウイン(本社:東京都港区/代表取締役社長:渡辺 貴生)は、モノづくり、コトづくり、環境づくりの3つを軸に、スポーツやアウトドアの領域を中心に人々の新たな挑戦を支え、その可能性をひらいていくライフスタイルクリエイティブカンパニーです。素材や技術、テクノロジー、環境の研究を日々行いながら、多様な背景、専門性をもったブランドの知恵やアイディアをゴールドウイン全体で共有し、モノづくりとコミュニケーションを進化させ続けています。スポーツから日々の暮らしまで、人間のパフォーマンスを最大化することはもちろん、環境負荷を可能な限り減らし、人間を生かし、人間が遊ぶフィールドである自然をより豊かなものにしていきます。誰かがではなく、私たちが率先し、よりよい未来をつくっていきます。

東京本社 所在地:〒107-8570 東京都港区北青山3-5-6 青朋ビル
コーポレートサイトURL:https://about.goldwin.co.jp/

PR TIMES

「教材」をもっと詳しく

「教材」のニュース

「教材」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ