丹青社、プライバシーに配慮しながら手軽に空間の活用状況が把握できる空間データ分析サービス「COCOSTAT」の提供を開始

2025年4月17日(木)14時0分 Digital PR Platform


〜米国Butlr Technologies との協業により、効果的かつ効率的なデータ空間分析を実現〜

 商業施設・文化施設などの空間づくりを行う株式会社丹青社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林 統、以下「丹青社」)は、配線不要の赤外線センサーを活用することで個人を特定せず簡易に空間内の人数・人流を検知し分析するサービス「COCOSTAT」(ココスタット)の提供を4月17日より開始します。

 「COCOSTAT」は、空間づくりの企画、設計・デザイン、施工、運営の全工程に精通する丹青社が米国Butlr Technologies Inc.(代表者:Honghao Deng、以下「Butlr社」)の小型電池センサー「butlr」を活用し、空間の環境や目的に合わせた効果的かつ効率的なデータ取得のためのセンサー設置・分析計画から、データ取得・分析、レポーティングまでを一括で手がける空間データ分析サービスです。丹青社がButlr社とともに進めていた空間の利用データの収集・活用に関する協業の一環で、空間のレイアウト最適化および施設オペレーションの改善に向けて発案されました。なお、本サービスの提供は、丹青社が出資する株式会社point0が運営する「未来のオフィス空間」を実現していくためのコワーキングスペース「point 0 marunouchi」における実証実験を経て実現しました。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2871/108104/700_467_20250417134217680086a91eb43.jpg
「COCOSTAT」で活用しているButlr社提供の小型電池式センサー「butlr」は、赤外線によって人の動きを熱で感知するため、施設の来訪者、利用者の個人を特定せず、プライバシーを保護しながら空間データが取得できます。また、空間データの取得に使用するカメラやセンサー設置のための大規模な電気配線工事が不要で、設置・撤去時のコスト削減やスケジュールの短縮も可能になりました。

 丹青社は本サービスの提供を通じて、事業者の空間データ分析に対する心理的・経済的な敷居を下げるとともに、丹青社のクリエイティブ力とデータ分析による客観的な根拠を掛け合わせた空間づくりを行うことで、施設の運用やオペレーションに課題をもつ事業者を支援します。また、今後も協業の促進やAI・データの活用などを積極的に行い、空間の付加価値の創出を進めてまいります。


■「COCOSTAT」の特徴
1.個人を特定する情報を取得せずに空間の利用データを収集できる
赤外線センサーを活用して熱の動きのみを検知するため、個人を特定できる情報を取得することなく、空間におけるデータ分析が可能です。パブリックスペース等これまで設置の許可取得が難しかった不特定多数の方が訪れる空間にも導入しやすく、レイアウト検討や施設運営に活用できます。

2.センサー設置に電気配線工事が不要
センサー本体は幅8cm程度の小型サイズで電池式のため電気配線工事は不要で、ベースプレートも天井面へビス止めで取り付けられるため、事業者の導入コストが軽減できます。天井面の仕様によってはマグネットを用いた直接の取り付けも可能です。

3.データ取得から最適な空間提案まで対応可能
取得したデータをもとに、さまざまな空間づくりを手がける丹青社のプランニング力やデザイン・設計ノウハウを活かした提案が可能です。また、施設の完成後も効果検証を行うことで、プランニングやデザインの効果測定や改善につなげられます。


■活用例
オフィス:リニューアルや移転に向けたレイアウト検証に
 執務スペースや会議室の利用状況を取得・分析することで、現状のオフィスの課題を特定し、改善に向けたレイアウト検討に活用することが可能です。

小売店:商品陳列の配置や導線の検討に
 各エリアの滞在人数や時間、顧客動線のデータを取得・分析することで、什器レイアウトや棚割りを検討する際にご活用いただけます。

商業施設:マーケティング施策実施時のA/Bテストに
 広告やプロモーション、掲示物やサインを変更した際、顧客動向の変化をデータとして取得・分析することで、より効果的な施設づくりに役立てることができます。


■取得データイメージ       
                 [画像2]https://digitalpr.jp/simg/2871/108104/700_233_202504171349256800885512026.jpg


※上記グラフや画像は、データの書き出しイメージです。実際の取得データではありません。



■開発担当者コメント
株式会社丹青社 マーケティング・サステナビリティ統括部長 菅波紀宏
空間におけるデータ取得に関して、さまざまなソリューションが提供されるなかで、コストや手間に見合った示唆がデータから得られないケースが多くありました。また、データ取得のための機器設置には配線工事も発生し、カメラでの検知は個人情報保護の観点による懸念をもつ方もいることから、空間づくりにおいて気軽にデータ活用するということに課題があると考えていました。
今回の「COCOSTAT」は米国Butlr社が持つ赤外線センターを活用し、当社のデータアナリストが分析することで空間の問題点の把握や解決策の提案を容易に提供することが可能となりました。「COCOSTAT」の提供を通じて、データに基づいた新たな空間提案や空間価値向上の取り組みを進めてまいります。

Butlr Technologies Inc. CEO兼共同設立者 Honghao Deng
Butlrでは、データドリブンな意思決定を支援するべく、赤外線センサーを活用したAIプラットフォームを提供しています。「COCOSTAT」は当社のAI・データの技術と、丹青社の空間デザイン・ノウハウとが組み合わさることで、より安全で、より効果的で、より持続可能な空間づくりが可能になると考えています。「COCOSTAT」というサービスを通じて、事業者の課題解決に貢献できることを期待しております。


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※ニュースリリースに掲載された内容は発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。






本件に関するお問合わせ先
【本ニュースリリースに関するお問い合わせ】
 [会社名]株式会社丹青社
 [部署名]経営企画センター 広報室
 [担当者名]石綿、寺戸
 [TEL]03-6455-8115
 [Email]pr-staff@tanseisha.co.jp

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