新たなポジションCCO(Chief Community Officer)に田頭真理子氏が就任
2025年4月17日(木)11時17分 PR TIMES
一般社団法人El Sistema Connect(本社:東京都中央区)は、CCO(Chief Community Officer)というポジションを新設し、写真家として『ホワイトハンドコーラスNIPPON』の活動を押し上げてきた田頭真理子氏が就任いたしました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100205/9/100205-9-e629912b9502834080277680c34b7bb8-2650x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]田頭真理子氏
ホワイトハンドコーラスNIPPONの活動は、子どもの成長だけでなく、多様なバックグラウンドの大人、保護者、支援者の変容を促してきました。インクルージョンの未来を創るには、コミュニティ形成が必須です。100年先の持続可能な共存社会の未来のために、CCOというポジションの新設に至りました。
CCOの役割は、メンバーに加えて保護者やスタッフ、サポーターなどの”縁の下の力持ち”たちの働きにもしっかりとスポットライトを当て、団体の活動についてどのように向き合い関わっているかを確認し合うことです。関わる全ての人、ひとりひとりによって団体が成り立っていることを対外的にも打ち出していきます。
【これまでに取り組んだこと】
1. 子どもたちと一緒に考えた団体のビジョンミッションバリューについて、保護者や講師と再確認する意見交換の場を設けました。
2. 保護者の部活動(レッスンヘルプ室、発信戦略室、公演準備室など)を発足しました。
3. 保護者や子どもたちが提案するアイディアを団体内の一事業として実現させるための検討をしています。
4. 毎月金銭的な支援をしてくださっているマンスリーサポーターに対し、活動に対する想いをヒアリングしました。
【今後目指していくこと】
すぐに何らかの成果を出すことを目的とするのではなく、活発な組織内コミュニケーションを継続することで、関わる全ての人が自らの意見を発し、他者の意見に耳を傾け、互いを尊重し合い考えながら未来を共に創造していくチーム環境を作っていくことを当面の目標としています。「これまでにCCOとして行った活動により、一人一人の価値観や考え方、内に秘めた熱い想いなどを知り、新たな発見があった。」と田頭真理子氏が語るように、CCOを中心とし、“人が持つ秘めた意外性”を発掘し、各々のやりたいことにコミットしながらスポットライトを当てていくことで、コミュニティの活性化に繋げていきたいと考えます。
■CCO田頭真理子からの就任コメント
私の原風景の一つに商店街の景色があります。母の自転車の後ろに乗って、肉屋、魚屋、八百屋、豆腐屋での買い物、それぞれのお店にいた個性豊かな店主とのやり取りは今も色鮮やかな記憶です。
ホワイトハンドコーラスNIPPONもいつか商店街の一角で、学校帰りの子どもや学校に行かない子どもも、買い物帰りのおじいちゃんおばあちゃんも、誰もが気軽に歌や手歌を楽しめるような場所になったらいいなと思っています。
誰に言われるわけでもなく自然派生のように人が集まる環境を目指したいです。
■田頭真理子プロフィール
写真家。広島県尾道市出身。立木義浩氏に師事。エルシステマや震災被災地の取材を通じ、困難に向き合うエネルギーをテーマに撮影。2021年より「第九のきせき」制作を開始。
https://daikunokiseki.com/
■ホワイトハンドコーラスNIPPON芸術監督 コロンえりかからのメッセージ
このたび、「第九のきせき」共同代表でもある田頭真理子がChief Community Officerを務めてくれることになりました。これは、私たちの活動に通した未来型コミュニティへのコミットメントでもあります。
子どもの自殺率がトップレベルに高い日本で、子どもも保護者も応援者も巻き込んでより温かなインクルージョンの未来を切り拓いてくれることを確信しています。誰よりも深く子どもたちと向き合い、共に涙し、喜びを写し取ってきた彼女の感性と行動力は、私たちの心の灯です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100205/9/100205-9-f173e43d5971ae7142999d511f6a77bd-480x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]コロンえりか氏
<ホワイトハンドコーラスNIPPONについて>
すべての子どもに開かれた、ろう者、難聴、全盲、弱視、車いすユーザーなどの多様なメンバーが所属するインクルーシブな合唱団です。障がいの有無や経済的な状況に関わらず、誰もが無料で参加し、学ぶことができます。
南米ベネズエラで始まった”誰もが平等に音楽教育を受けることができる”音楽の社会活動「エルシステマ」の理念に共感して 2019年に設立された一般社団法人El Sistema Connectが、東京芸術劇場との共同主催事業として2020年にホワイトハンドコーラスNIPPONを立ち上げ、活動を開始しました。同じく京都でも京都女子大学と連携協定を締結し、活動を開始しました。
手話の表現で歌う(手歌/しゅか)サイン隊と、声で歌う声隊がともに奏でる音楽は、可能性に溢れた未来世代の芸術創造です。
2023年『キッズデザイン賞』受賞、2024年2月ウィーン(オーストリア)の財団が主宰するバリアフリーの国際賞『ゼロ・プロジェクト・アワード2024』、2025年3月『第3回やなせたかし文化賞』を受賞しました。 (https://elsistemaconnect.or.jp/index.html(https://elsistemaconnect.or.jp/index.html))
ホームページ:https://elsistemaconnect.or.jp/activity/whc-nippon/index.html(https://elsistemaconnect.or.jp/activity/whc-nippon/index.html)
公式instagram:https://www.instagram.com/whcn_official/(https://www.instagram.com/whcn_official/)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100205/9/100205-9-3e1bae9077e74abd8557a46a1c0b5cea-2362x1575.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]サイン隊の練習の様子。白い手袋を両手に着けます。[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100205/9/100205-9-f5553530d76185473eb72bda3f05ebd4-2738x1825.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]声隊の練習の様子。[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100205/9/100205-9-5cc095302ff837aa976af50083cfa6b1-2121x1414.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]手を広げて手歌パフォーマンスの練習中。[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100205/9/100205-9-e375d650974e8720ab0b0176c8a634d0-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]オーストリア国会議事堂前での集合写真。