SAFFAIRE SKY ENERGYが製造するSAFを台湾スターラックス航空に供給へ
2025年4月18日(金)11時47分 PR TIMES
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65135/272/65135-272-a40f8c7e2ca2efe15eb9edf21dfb7868-3900x2545.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]スターラックス航空の機体(Photo provided by STARLUX.)
供給するSAFは、廃食用油を原料に国内で初めて大規模生産される国産SAFです。持続可能な製品の国際的な認証制度であるISCC CORSIA認証、ISCC EU認証を取得済みであり(※2)、本認証取得により原料から供給まで国内で完結する国産 SAF の提供体制が国際的な基準で認められています。
SAF事業において日揮HDが一貫して担ってきた役割は、原料の調達から製造、販売、利用に至るまでのサプライチェーンの構築と、それに必要となる機運の醸成です。国産資源である廃食用油を用いてSAFを製造し脱炭素化社会を実現するという、SAFが持つ環境価値の重要性を社会に訴え続けてきました(※3)。
日揮HDは今後もSAFの利用促進に向けた機運の醸成に努め、国産SAFのサプライチェーンの安定化を目指して積極的な取り組みを継続してまいります。
<国内初となる SAF 大規模製造事業の概要>
日揮HDは2020年から、コスモ石油、株式会社レボインターナショナル(代表取締役CEO:越川 哲也、以下「レボインターナショナル」)と共同でSAF のサプライチェーン構築に向けて事業化検討を進め、2021年にNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「国産廃食用油を原料とするSAF製造サプライチェーンモデルの構築」助成事業に採択(※4) されました。2022 年 11 月 1 日付で新会社 SAFFAIRE SKY ENERGY を設立、年間約 3 万キロリットルの SAF の供給を目指しています。コスモ石油堺製油所構内の製造設備は 2024年 12 月に完工し、2025年度から、日本航空株式会社と全日本空輸株式会社、DHL Express、デルタ航空およびフィンエアーへの供給を予定しています。
※1 2025年4月18日 コスモエネルギーホールディングスなどプレスリリース
https://www.cosmo-energy.co.jp/ja/information/press/2025/250418-01.html
※2 2024年12月13日 日揮HDプレスリリース:
SAFFAIRE SKY ENERGYが日本のSAF製造事業者として初めてISCC CORSIA認証を取得
※3 2025年2月6日 日揮HDプレスリリース:
SAFFAIRE SKY ENERGYが製造するSAFを供給開始へ | 2025年ニュースリリース | 日揮ホールディングス株式会社
※4 NEDOウェブサイト: https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100312.html