マネーフォワードと三井住友FG、新銀行の設立検討開始…50%ずつ出資し準備会社設立へ
2025年4月21日(月)10時53分 読売新聞
三井住友銀行
三井住友フィナンシャルグループ(FG)と傘下の三井住友銀行、会計ソフトなどを開発するマネーフォワードの3社は共同で、新銀行の設立に向けた検討を始めると発表した。三井住友FGとマネーフォワードが50%ずつ出資する準備会社を設立し、具体的な議論に入る。
現段階で準備会社の設立時期や新銀行の事業内容は未定だが、マネーフォワードのサービスに銀行機能を組み込む方向で検討を進めるとしている。同社は「銀行機能をシームレスに統合することで、(顧客の事務作業などの)大幅な効率化を実現する」と説明している。
マネーフォワードは2024年、三井住友FG傘下のクレジットカード会社・三井住友カードと資産管理アプリを提供する新会社を設立するなど、三井住友FGとの連携を深めている。