カケハシ、薬剤師の在宅業務を支える「在宅訪問サポート機能」を提供開始

2025年4月23日(水)12時47分 PR TIMES

高まる在宅医療のニーズに応え、今後も継続的な機能拡充を予定

株式会社カケハシ(本社:東京都港区、代表取締役社長:中尾 豊、代表取締役CEO:中川 貴史、以下、当社)は、クラウド型電子薬歴「Musubi」(以下、Musubi)において、在宅医療の現場での業務を支援する「在宅訪問サポート機能」の提供を開始しました。訪問時の必要情報が集約された1画面表示、患者情報のワンタッチ切り替えなど、現場実務に即した各種機能により、ニーズが高まる在宅医療における薬剤師の業務負担を軽減するとともに、患者さんと向き合う時間の創出をサポートします。今後も機能の継続的な拡充を行い、在宅医療における薬剤師の職能発揮に貢献します。
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- 背景

高齢化の進行に伴い、在宅医療のニーズが急速に高まっています。2023年時点で、1日あたりの在宅医療患者数は推計約24万人¹と過去最高を記録し、今後もさらなる増加が見込まれています。また、在宅医療を利用する患者さんの85%が75歳以上の後期高齢者であり、調剤や服薬管理においては嚥下機能や代謝特性などを考慮した対応が求められます。このような状況下で、薬剤師にはその専門知識に加え、多職種との連携を通じた包括的なケアが期待され、地域医療においてその役割はますます重要となっています。

当社が提供するMusubiは、クラウド型電子薬歴の特性を活かし、薬歴を持ち運び在宅医療の現場で活用することが可能です。近年の在宅医療のニーズの高まりを受け、当社はMusubiを訪問診療同行や単独訪問の現場で、より効率的に活用できるサービスへと進化させることが不可欠だと考えました。

2025年は、在宅医療現場のニーズに対応するため、Musubiの機能を継続的にアップデートする予定です。これにより、薬剤師が専門性を最大限に発揮し、在宅医療における質の高い薬学的支援を提供できるよう、強力にサポートします。

¹厚生労働省「令和5年(2023)患者調査の概況」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/23/dl/suikeikanjya.pdf


- 概要

「在宅訪問サポート機能」では、在宅医療の現場における薬剤師の業務をよりスムーズにするため、以下の機能を実装しました。

1.患者情報のクイック切り替え:
管理画面上で複数の患者情報をスムーズに切り替えられるようになり、訪問時の情報確認がより迅速に行えます。

2.在宅医療に特化した画面表示:
訪問時に必要な情報のみを集約して1画面に表示し、画面の切り替え操作を最小限に抑えました。これにより、業務の流れを妨げることなく、スムーズな情報確認が可能となります。

3.薬歴の下書き作成機能:
訪問中に患者さんごとのメモが記録できることから、薬歴へのスムーズな転記が可能です。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33983/118/33983-118-60b189f93c441cdf0780995342dc97e0-820x423.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本機能の開発にあたっては、複数のユーザー薬局法人による協力のもとトライアル検証を実施し、実際の業務フローに基づいた改善を重ね、現場で使いやすい仕様へと仕上げました。

【トライアル検証に協力した薬剤師の声】

[表: https://prtimes.jp/data/corp/33983/table/118_1_8cb7339d5c1f1b92de21e4ee8b996cba.jpg ]
※いずれも週1回以上の頻度で訪問診療に同行している薬剤師からの声です


- 今後のアップデートについて

当社は、Musubiを在宅医療の現場でより活用しやすいサービスへと発展させるため、今後も新機能を順次追加します。その一環として、Musubiをブラウザ上で利用できる「デバイスフリー対応」を予定しています。これにより、特定のデバイスに依存せず、在宅医療の現場でより柔軟に活用いただけるようになります。今後も、ユーザー薬局の声を反映しながら、さらなる機能改善を進めることで、薬剤師が専門性を最大限に発揮できる環境の構築に貢献してまいります。


- Musubiについて

クラウド型電子薬歴Musubiは、薬局・薬剤師と患者さん“双方”の薬局体験をより良く変える次世代型の業務支援サービスです。 Musubiのタブレット端末を患者さんと一緒に見ながら服薬指導し、その場の画面タッチで薬歴のドラフトを自動で作成。さらに患者さんの健康状態や生活習慣にあわせたアドバイスを提示し、+αの付加価値を提供。従来の電子薬歴とは異なり、薬歴業務の効率化と患者さんへの提供価値の向上を“これ一つ”で実現します。2017年8月のリリース以来、導入店舗を拡大し、活用いただいている地域は全国47都道府県に広がっています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33983/118/33983-118-786d63f9563b28355510e7206d7c232e-3900x2601.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
サービス紹介 https://musubi.kakehashi.life/


- 当社について

株式会社カケハシは、日本の医療システムの再構築を目指すヘルステックスタートアップ企業です。テクノロジーを駆使し、患者さんにとってより良い医療を、医療現場にとって継続可能な形で実現します。現在、クラウド型電子薬歴「Musubi」のほか、複数プロダクトを開発・提供し、グループ全体で国内の薬局の12,000店舗超をカバー。服薬期間中の患者フォローによる治療効果最大化や、医薬品の市中在庫可視化・安定供給などをサポートします。薬局や医療機関をはじめとした多様なステークホルダーとともに、より良い医療を実現するプラットフォームを構築していきます。

<会社概要>
会社名 株式会社カケハシ
設 立 2016年3月30日
所在地 東京都港区西新橋二丁目8番6号 住友不動産日比谷ビル5階
U R L  https://www.kakehashi.life/

<本件に関する問い合わせ先>
株式会社カケハシ 広報・PR
メール: pr@kakehashi.life
電 話: 03-6825-2058

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