サブスク車をカスタム! 英国発KAHN DESIGNが、戻せるカスタムを新提案

2025年4月23日(水)10時34分 財経新聞

英国発のカスタムブランドKAHN DESIGNが提案する取りつけ・取り外しが安易なカーボン素材を使用したシフトノブトリム(画像:A Kahn Design 発表資料より)

 リースやサブスクリプション(以下、サブスク)の普及が進み、クルマの所有方法が変化してきた。こうした中、アフターパーツに求められるのはリースアップ時に原状回復が安易なことだ。英国発のカスタムブランドKAHN DESIGNは、柔軟で魅力的なカスタム提案をする。

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 近年、自動車業界では「所有から利用へ」という流れが加速しており、カーリースやサブスクといったサービスの利用が一般化しはじめた。

 各自動車メーカーもサブスクに参入し、専用の車種を展開する動きも見られるようになってきた。中古車販売業界でもサブスクの導入が進んでおり、クルマとの関わり方は大きく変化している。

 サブスクの魅力は、あくまで「借りている」形式でありながら、自分のクルマのように日常使いできる自由度にある。しかし、契約満了時にクルマを返却する必要がある。

 その際には契約時に設定された残価(返却時の車両価値)を維持するため、カスタムしていると原状回復が必須となるケースがほとんどだ。これを怠ると、残価を下回り、追加料金が発生してしまう。

 そのため、サブスク利用者にとっては、自由にカスタムできないという制約が悩みの種になりがちだ。カスタムを許可しているプランもあるが、残価が低く見積もられるため月額利用料が高額になったり、契約期間が極端に長期になるなど、利用者への負担が増している。

 こうした背景の中で注目を集めているのが、「原状回復がしやすいカスタムパーツ」だ。

 英国発のカスタムブランドKAHN DESIGNは、簡単に取り付け・取り外しが可能な内装パーツなどを手掛ける。

 日本市場向けには、「戻せるラグジュアリー」という新たなカスタマイズの形を提案。サブスクでも安心して使える設計となっており、返却時の原状回復も容易だ。

 特に内装の雰囲気をがらりと変えるアイテムは、個性を演出しながらもリスクを抑えられる点で評価が高い。リースやサブスク利用者が契約終了時に元の状態に戻せるような、柔軟なカスタマイズを実現した。

 今後サブスクの利用がさらに広がるにつれ、「すぐに元に戻せるカスタムパーツ」のニーズはますます高まる。愛車に個性を加えたいサブスクユーザーにとって、KAHN DESIGNのようなブランドは、選択肢の1つとなってくるだろう。

財経新聞

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