「最初は見るだけだったんですけど…」ハイエースのカスタムに夢中、3児を育てる“赤髪ママ”が車の改造にハマった“意外な経緯”《写真多数》

2025年4月24日(木)7時0分 文春オンライン

〈 「やっぱり『人と違う車に乗りたい』という気持ちは抑えきれません」角が生えたようなド派手な大型車“バニング”に乗る父…妻と息子はどう思っている? 〉から続く


「誰かと同じ」であることを、カスタムカーオーナーたちは全身全霊で拒絶する。そのコダワリの原点には、一体どんな秘密があるのか?


 今回は、家族でハイエースのカスタムを楽しむ「ちぃ」さんをご紹介。



ファミリーカーのハイエースをカスタムする「ちぃ」さん


◆◆◆


利便性とは異なる「ファミリーカー」のあり方


 子どもが3人いるので、もともとは普通のヴォクシーに乗っていたんですよね。車弄りにもそこまで興味はなかったのですが、3年ほど前に夫がハイエースを買いたいと言い出したんですよ。


 まぁ、十分ファミリーカーとして使える車ですし、とくに反対することもなく乗り替えて。それからハイエース関連のイベントが色々と開かれていることを知り、「面白そうだな」と家族で参加するようになったんです。


 最初は見るだけだったんですけど、色んな弄り方を見たり、出展している人たちの話を聞いたりするうちに、「自分たちも何かしてみたい」と思うようになって。少しずつ夫婦で相談しながら、手を加えるようになりました。


 ハイエースを普段運転するのは主に私ですけど、カスタムの中身は夫から「これどう?」と提案されることが多いかな。基本的にはオッケーするようにしていますよ。ちょっとセンスに合わなかったり、お金の面で難しかったりすれば断ることもありますけど……。


 でも、夫も「見るセンスは私のほうがある」と言ってくれていますし、そこで揉めたりすることはないですね。いいバランスでやれていると思います。


 子どもは今7歳、4歳、3歳で、イベントのときはみんな一緒ですね。ハイエース乗りは家族連れが多いので、いつも大きなファミリーみたいな雰囲気で。年齢も仕事もバラバラだけど、みんなでワイワイ盛り上がれて、とても居心地がいいんですよね。


 子どもたちはみんな、ハイエースのことを気に入ってくれているんです。ただ、小学生の長女が今ハマっているのはTikTokですね。学校で流行っている動画を見て踊ったり。


 下の2人は男の子だからか、車が大好きですね。イベント中も大興奮ですし、これからどんどん詳しくなっていくんだろうなって。


 自分たちの車に愛着を抱いてくれるのはもちろん嬉しいですけど、もし将来子どもたちが別のものに興味を持ったとしても、寂しいとは思わないかな。最終的には自分で好きなものを見つけて、そこで熱中できればいいと思いますね。


(鹿間 羊市)

文春オンライン

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