スキルアップ研究所、「働き方改革とリスキリングに関する実態調査」の結果を発表
2025年4月24日(木)12時17分 PR TIMES
株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 ベンド(本社:東京都千代田区/CEO:近藤潔)は、運営する「スキルアップ研究所(https://reskill.gakken.jp/(https://reskill.gakken.jp/))」にて、「働き方改革とリスキリングに関する実態調査」を行い、2025年4月21日に結果を発表いたしました。
調査結果全文はこちら:https://reskill.gakken.jp/4883(https://reskill.gakken.jp/4883)
【調査結果のポイント】
・半分以上の人が働き方改革が進んでいると実感している
・自由時間が増えてもリスキリングの取り組み率はほぼ変わらない
・時間が足りないことがリスキリングをしない最大の理由
〈調査概要〉
[表: https://prtimes.jp/data/corp/2535/table/7540_1_77818385543c68c9b78b26af68e3246d.jpg ]
◼️調査背景
近年、働き方改革が進んだことで、転職がより一般的になったり、自由な時間が増えたりと、私たちの働き方は変化を見せている。
こうした変化に伴い、リスキリングの重要性が高まり、それを実践しやすい環境も整いつつあると考えられる。
しかしながら、このような傾向が具体的にどの程度進んでいるのかは明らかではない。そこで今回は、働き方改革がリスキリングにどのような影響を与えているのか、そしてその現状について調査を行った。
◼️調査結果
◆半分以上の人が働き方改革が進んでいると実感している
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2535/7540/2535-7540-95f83a8ef20665e6b0f7ce0bdad10a40-600x427.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
社会人500人を対象に「あなたの職場では働き方改革が進んでいますか?」という質問を行うと、半分以上の方が「進んでいる」「どちらかといえば進んでいる」のいずれかに回答した。
この結果から働き方改革は多くの職場で進行していることが分かる。
しかし、「進んでいる」と答えた人はわずか9.2%であり、本格的に改革が行われている職場はまだ少なく、働き方改革の普及は十分に進んでいるとは言えない。
◆自由時間が増えてもリスキリングの取り組み率はほぼ変わらない
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2535/7540/2535-7540-f6144fe077776094ea2dce4ce174ee4c-600x427.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
働き方改革によって自由に使える時間が増えたと感じる人と感じない人それぞれに「リスキリングの経験」の有無について尋ねたところ、どちらもリスキリング経験者の割合は10%台にとどまり、その差は5%程度であった。
この結果から、自由な時間が増えたとしても、それを特にリスキリングに活用する人は多くないことが分かる。
◆時間が足りないことがリスキリングをしない最大の理由
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2535/7540/2535-7540-6d80cc7a9a5eeed8aee3ec128f9b752e-600x492.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
リスキリング未経験者に対して、「あなたがリスキリングをしない理由を教えてください」という質問を行うと、「時間が足りないから」という回答が44%で最も多かった。
しかし、働き方改革によって自由時間が増えた人でもリスキリングの取り組み率が依然として低いことが前の調査で分かっている。
この結果から働き方改革で自由時間が増えたといっても、リスキリングが十分にできるほどの時間が増えたわけではない可能性が指摘できる。
◼️課題と展望
調査の結果、半数以上の人が働き方改革を実感していることが分かった。具体的な内容としては、労働時間や休暇に関する改善が多く、自由時間が増えたと感じている人も多かった。
しかしながら、働き方改革によって生まれた自由時間の増加や、人材育成制度の充実と、リスキリングへの取り組み率の間には、明確な関連性は見られなかった。時間が足りないことがリスキリングを行わない最大の理由であることを考慮すると、働き方改革によって生まれた自由時間は、リスキリングを行うには十分とは言えない可能性が指摘できる。
リスキリングの取り組みをより促進するためには、現状よりさらに可処分時間を確保できるような改革を進めていくことが必要なのではないだろうか。
調査結果の引用・転載について
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記載例
出典:https://reskill.gakken.jp/4883(https://reskill.gakken.jp/4883)
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[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2535/7540/2535-7540-4208bd2e9a3e1da0a146a0a0d37501e3-1021x435.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
スキルアップ研究所は、当社実施のアンケートによる最新の実態調査に基づき、独自のキャリア情報や有益な学習法を紹介しています。
実態調査では、スキルアップ及びリスキリング等に関する現状について、実際にアンケートを実施し、結果をもとに解説しています。現状を分析し、今後、より多くの方が望んだ時にスキルアップに取り組める社会を実現するためには次に何をするべきか、生の声をもとに検討していきます。
キャリア情報や有益な学習法を紹介するページでは、実際にキャリアアップ・スキルアップを目指すにあたって参考となるような情報をお届けしています。
「キャリアアップ・スキルアップに取り組みたいが、次に何をすべきかわからない」という方や、「リスキリングって聞いたことはあるけど自分にもできるのかな」と思っている方に、ぜひ読んでいただきたい記事となっています。
スキルアップ研究所:https://reskill.gakken.jp/
【企業情報】
◆株式会社ベンド(Bend Co., Ltd.)
https://reskill.gakken.jp/company
代表取締役:近藤潔
設立:2019年3月1日
資本金:1500万円(資本準備金を含む)
所在:〒102-0083 東京都千代田区麹町5-3-23 日テレ四谷ビル 4F
問い合わせ窓口: info@thebend.jp
■株式会社学研ホールディングス(GAKKEN HOLDINGS CO., LTD.)
https://www.gakken.co.jp/
・代表取締役社長:宮原 博昭
・法人設立年月日:1947年3月31日
・資本金:19,817百万円
・売上高:1,855億円、連結子会社79社(2024年9月期)
東京証券取引所 プライム市場上場(証券コード:9470)
・所在住所:〒141-8510 東京都品川区西五反田2丁目11番8号
・電話番号:03-6431-1001(代表)
・事業内容:1946年創業の教育・医療福祉関連事業を展開する持株会社
教育分野:「学研教室」を始めとする教室・学習塾事業、
学習教材などの出版・コンテンツ事業、
教科書・保育用品などの園・学校事業など
医療福祉分野:サービス付き高齢者向け住宅事業、
認知症グループホーム事業、
保育園・学童などの子育て支援事業など
グローバル:150か国以上で活動・事業展開