『熱エネルギー貯蔵(蓄熱)による工業加熱の脱炭素化』について、IDTechExが無料ウェビナーで解説します。ぜひ、ご参加ください。

2024年5月1日(水)9時0分 ドリームニュース

IDTechEx(先進技術調査会社: 本社英国 ケンブリッジ)は、『熱エネルギー貯蔵(蓄熱)による工業加熱の脱炭素化』と題したウェビナーを、2024年5月9日(木)に開催します。

工業用熱生産プロセスの90%で化石燃料が使用され、工業からの排出は世界全体の排出量の約25%を占めています。そのため、この産業セクターを脱炭素化することが急務です。実際、政府や州主導の取り組みでは、工業加熱脱炭素化の技術開発する企業に直接資金が提供され始めています。その技術には熱エネルギー貯蔵(TES)が含まれるでしょう。
欧州、米国、オーストラリアの各地に点在する有力企業数社が、顕熱・潜熱システムを含む各種TES技術の開発・商用化を進めています。電気熱エネルギー貯蔵(ETES)技術は発電に主眼を置き、長期エネルギー貯蔵(LDES)用途に使用される可能性が高くなっています。熱化学エネルギー貯蔵(TCES)技術は、顕熱技術や潜熱技術と比較してエネルギー密度が高くなる可能性や経時的熱損失が小さくなる可能性がありますが、その開発は初期段階です。
工業加熱用にTES技術を導入するには、多くの重要要素を考慮しなければなりません。その中には、コスト、蓄熱材、システム寿命、充放電エネルギー効率、エネルギー密度の他に、連続的工業加熱プロセスに対して一定の動作パラメータ(温度、圧力、流量)で熱を供給することなどもあります。貯蔵・供給される熱の最高温度次第では、特定のTES技術は高温の工業加熱用途で使用できない可能性があります。

本ウェビナーでは、TES技術の長所と短所、商用化成熟度、長期的用途動向について、IDTechExのシニアテクノロジーアナリストConrad Nicholsが、最新調査をもとに解説します。

<開催概要>
テーマ:『熱エネルギー貯蔵(蓄熱)による工業加熱の脱炭素化』
(Thermal Energy Storage to Decarbonize Industrial Heating)
開催日時: 2024年5月9日(木) 10時もしくは18時から30分間
開催方法:オンライン
言語:英語
参加費:無料(事前登録制)
https://www.idtechex.com/ja/webinar/29105-12456-12493-12523-12462-12540-36015-34101-65288-33988-29105-65289-12395-12424-12427-24037-26989-21152-29105-12398-33073-28845-32032-21270/578



当日カバーする内容(予定)
- 産業用熱エネルギー貯蔵の需要と主な推進要因
- 熱エネルギー貯蔵技術概要:動作原理、技術的考慮事項(コスト、材料、充放電エネルギー効率など)、ETES、TCES、これら技術の商用化成熟度など
- 新旧の主な熱エネルギー貯蔵用途
- 市場概要と主要プロジェクト
- IDTechExによる展望と結論

IDTechExは関連する調査レポートを3月に発行しました。
『熱エネルギー貯蔵 2024-2034年:技術、有力企業、市場、予測』
https://www.idtechex.com/ja/research-report/thermal-energy-storage-2024-2034-technologies-players-markets-and-forecasts/1001
本無料ウェビナー(英語)で使用した資料は、後日、提供します。

IDTechExは、その他にも先進技術に関連するウェビナーを開催しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.idtechex.com/ja/research/webinars

【本件に関するお問合せは、下記まで】
アイディーテックエックス株式会社 (IDTechEx日本法人)
100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル21階
URL: https://www.idtechex.com/ja
担当:村越美和子  m.murakoshi@idtechex.com
電話 : 03-3216-7209


配信元企業:アイディーテックエックス株式会社
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