一般社団法人日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構の遺伝性疾患に関する新たなデータベース事業を受託

2025年5月9日(金)15時40分 PR TIMES

 新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社(本社:京都市、代表取締役社長:是川 幸士、以下「PRiME-R」)は、一般社団法人日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構(東京都、理事長:中村 清吾、以下「JOHBOC」)の遺伝性疾患に関するデータベース事業を受託しました。
1.取り組みの背景
 近年、遺伝子検査技術の進歩と普及により、遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)に関する認識が高まっています。これにより、遺伝性疾患に関連するリスクを事前に知ることができるようになり、遺伝子検査を受ける方が増えています。特に、乳がんや卵巣がんの患者が、自身の家系内で遺伝性リスクを持つことに気づき、遺伝子検査を求めるケースが増えています。
 JOHBOCにおいては、従前から遺伝性疾患のデータベース構築を進めており、その活用により、1.異なる遺伝的背景や環境要因が及ぼす影響の分析が可能となる、2.疾患の予防や治療に向けた新たな知見を得られる、3.遺伝的リスクを持つ個人を早期に特定することで発症の予防や治療機会が増える、こと等が期待されています。
 このような中、データベース事業支援業務のノウハウを有するPRiME-Rが、JOHBOCの新たなデータベース構築を受託しました。
2.取り組みの概要
 今回の受託においては、EDCシステムを利用し、新たなプロトコールやフォローアップの登録データ項目追加にも対応してまいります。
 また、JOHBOC登録参加施設の研究者の皆様が得た知見を、論文化や学会発表において十分に活用できるよう、データの解析・管理を支援いたします。

PR TIMES

「遺伝」をもっと詳しく

「遺伝」のニュース

「遺伝」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ