快挙! 川出正樹『ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション 戦後翻訳ミステリ叢書探訪』が第24回本格ミステリ大賞〈評論・研究部門〉と第77回日本推理作家協会賞〈評論・研究部門〉をダブル受賞!

2024年5月13日(月)18時46分 PR TIMES

第77回日本推理作家協会賞受賞作が発表され、川出正樹『ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション 戦後翻訳ミステリ叢書探訪』が〈評論・研究部門〉を受賞しました。第24回本格ミステリ大賞〈評論・研究部門〉受賞に続き2冠となる快挙を達成しました。

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本書は翻訳ミステリのブックガイドであり、戦後から現代に至る翻訳ミステリ叢書の研究であり、果ては戦後日本における翻訳ミステリの受容史を概観する、翻訳ミステリの解説・書評で活躍する著者初の単著にして画期的大著です。
紹介する翻訳ミステリ叢書全巻を一覧にしたカラー口絵をはじめ本文には150点超もの図版を収録、巻末には資料性の高い戦後翻訳ミステリ叢書・全集一覧を付録したミステリ・ファン必携の一冊。
雑誌連載時から注目を集め、刊行後も多くの書評で紹介されています。また、先立って5月10日(金)には、本格ミステリ作家クラブ会員の投票によって受賞作が選ばれる第24回本格ミステリ大賞において〈評論・研究部門〉を受賞しました。

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▽川出正樹『ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション 戦後翻訳ミステリ叢書探訪』まえがきにかえて[全文](WEB東京創元社マガジン)
https://www.webmysteries.jp/archives/34072334.html

▽【プレスリリース】戦後から現代に至る翻訳ミステリ叢書と、その受容史を概観した画期的大著となる川出正樹『ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション 戦後翻訳ミステリ叢書探訪』が12月18日発売!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000009527.html

▽川出正樹『ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション 戦後翻訳ミステリ叢書探訪』が第24回本格ミステリ大賞〈評論・研究部門〉を受賞いたしました!
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【内容紹介】
卓抜した編纂のもと選び抜かれたラインナップと、現代性を反映したブック・デザイン——日本の翻訳ミステリ叢書は、戦後国内で勃興したミステリ・ブームの一翼を担った。植草甚一の編纂と花森安治の装釘による【クライム・クラブ】や瀬戸川猛資の編纂による【シリーズ 百年の物語】など、綺羅星のごとき光芒を残す数多の叢書は、日本推理小説史にどのような光跡を描いたか。書斎の迷宮に眠る叢書という小宇宙が、著者独自の調査を経てここに全貌をあらわす。翻訳ミステリのブックガイドであり、戦後から現代に至る翻訳ミステリ叢書の研究であり、果ては戦後日本における翻訳ミステリの受容史を概観する画期的大著。

【書誌情報】
ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション
戦後翻訳ミステリ叢書探訪
川出正樹
レーベル:キイ・ライブラリー
判型:四六判上製
ページ数:470ページ
価格;3,520円(税込)
ISBN:978-4-488-01544-2
Cコード:C0095
装幀:クラフト・エヴィング商會[吉田篤弘・吉田浩美]

【著者プロフィール】
川出正樹
(カワデマサキ)
1963年愛知県生まれ。慶應義塾大学卒。翻訳ミステリを中心に文庫解説や書評などを多数執筆、2009年からは〈翻訳ミステリー大賞シンジケート〉サイトにて「書評七福神」の一人としても活動、毎月翻訳ミステリの新刊ベスト1を紹介する。共著に瀬戸川猛資編『ミステリ・ベスト201』『ミステリ絶対名作201』、池上冬樹編『ミステリ・ベスト201 日本篇』、村上貴史編『名探偵ベスト101』、書評七福神編著『書評七福神が選ぶ、絶対読み逃せない翻訳ミステリベスト2011-2020』、杉江松恋監修『十四人の識者が選ぶ本当に面白いミステリ・ガイド』などがある。

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