業界初導入、外国人材採用サイト「NINJA」が「GPASS」で不法就労防止を実現
2025年5月13日(火)14時47分 PR TIMES
ELEMENTSグループの株式会社Liquid(本社:東京都中央区、代表取締役:長谷川 敬起、以下「Liquid」)は、この度、株式会社グローバルパワー(本社:東京都台東区、代表取締役社長:竹内 幸一、以下「グローバルパワー」)が運営する外国人材採用サイト「NINJA」に、外国人就労管理システム「GPASS」を提供します。「NINJA」に登録する外国人労働者の登録時の本人確認と、利用中の在留資格の継続確認を「GPASS」で実施します。これにより、求人企業は、在留資格が確認された信頼性の高い候補者とのマッチングが可能となります。なお、外国人特化の求人サイトにおける「GPASS」の導入は初めてとなります。
GPASSのWebサイト https://liquidinc.asia/gpass/(https://liquidinc.asia/gpass/)
ウェビナー情報「不法就労助長罪に陥らない!ポイントと対策」(主催:グローバルパワー)
https://globalpower.co.jp/20250528/(https://globalpower.co.jp/20250528/)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13861/219/13861-219-9a20a7ac6937a541de6cf8f0624f5da0-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]「NINJA」における「GPASS」を活用した不法就労防止の取り組みについて
背景:不法残留者は約7.5万人、厳罰化も予定され不法就労対策の強化が急務
外国人労働者の数は過去最高の230万人を超え※1、2040年には約688万人の労働力が必要と試算される※2など、外国人労働者の重要性はますます高まっています。一方で、不法残留者数は約7.5万人※3にのぼり、労働現場における不法就労リスクは依然高い水準にあります。政府は、不法就労助長罪の罰則強化を含む法改正を2027年6月までに施行予定であり、雇用側にもより厳格な管理体制が求められています。
※1 厚生労働省「「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和6年10月末時点)」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50256.html
※2 独立行政法人 国際協力機構「2030/40 年の外国人との共生社会の実現に向けた調査研究ー外国人労働者受給予測更新版ー」 https://www.jica.go.jp/jica_ri/news/topics/2024/1544748_52761.html
※3 出入国在留管理庁「本邦における不法残留者数について(令和7年1月1日現在)」 https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00053.html
「GPASS」は外国人の就労に関わる事業者が、在留カード情報をはじめとする特有の資格情報を正確かつ簡単に管理できるプラットフォームです。特徴は、業界トップシェア※4のオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」をはじめELEMENTSグループが累計で約1.3億件の本人確認を行ってきた実績により培ったeKYC(オンライン本人確認)技術を活用している点です。この技術をベースに、在留カードの真贋判定(偽造検知100%)や失効状況の継続照会を実施します。在留カードの有効期限、在留資格、資格外活動許可、失効情報照会結果などの就労資格情報が現在も有効であるかを継続的に確認できます。
※4 ITR「ITR Market View:アイデンティティ・アクセス管理/個人認証型セキュリティ市場2025」eKYC市場:ベンダー別売上金額シェア(2019年度~2024年度予測)
本件におけるGPASSの使い方
- ユーザー登録時「NINJA」に登録する外国人ユーザーは、GPASSを通じて在留カードによる本人確認と在留資格の確認を行います。確認が完了したユーザーには、「NINJA」上で“GPASS確認済みバッジ”が付与され、求人企業が閲覧するプロフィール上に表示されます。
- ユーザー登録後
GPASSが定期的に在留資格の更新・失効状況を照会し、期限切れが近い、または失効した場合はユーザーに更新を促す通知を出します。情報が更新されない場合は“GPASS確認済みバッジ”がプロフィール上から削除されます。
導入メリット
- ユーザー(外国人労働者)のメリット
・雇用機会の増大:在留資格の正当性を証明することで信頼が増し、仕事が決まりやすくなる
- 求人企業(人材紹介・派遣等)のメリット
・採用ミスマッチの軽減:雇用後に行う業務に必要な資格が確かな人材のみを紹介・雇用できる・コンプライアンス強化:不法就労助長罪による罰則や社会的信用低下のリスクを回避できる
- NINJA(プラットフォーム運営企業)のメリット・業務効率化:在留資格確認において目視などの作業を省略できる・確認精度向上:偽造検知100%の本人確認を経た在留資格情報を入手できる
グローバルパワー 代表取締役社長 竹内 幸一さま コメント
今回のGPASS導入によって、外国人求職者が在留資格の有効性を証明できる仕組みが整い、私たちのプラットフォーム利用事業者様にとっても、安心して募集・採用を進められる大きな後ろ盾となります。外国人の方にとっても、信頼される雇用機会が増えるメリットがあります。NINJAは外国人と日本企業のより良いマッチング促進に貢献していきたいと考えています。
ウェビナー情報
技人国・外国人材雇用企業&人材会社向けウェビナー 厳罰化決定・企業がなすべき対応網羅!
『絶対に不法就労助長罪に陥らない!』ポイントと対策
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13861/219/13861-219-3570d05ee0ca1cd824fa0f6ce525aafb-1024x595.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
・日時:2025年5月28日(水)15:00-16:00(質問等多ければ最大30分延長有)
・内容:
厳罰化される不法就労助長罪を理解する
不法就労助長罪になるリスク・可能性はどこにあるのか?
外国人雇用に関わる本人確認について網羅的に理解しよう
・パネリスト:
弁護士法人Global HR Strategy弁護士 杉田 昌平
株式会社Liquid 外国人向けデジタルIDウォレット「GPASS」事業責任者 藤井 直
・ファシリテーター:株式会社グローバルパワー 代表取締役社長 竹内 幸一
・開催方法:オンライン
・参加費:無料
・主催:外国人就職情報サイト「NINJA」運営、株式会社グローバルパワー
・後援:一般社団法人外国人雇用協議会
・ウェビナー概要URL:https://globalpower.co.jp/20250528/
■高度外国人材専門の就職・転職サイト「NINJA」について
日本語ビジネスレベル以上77%、国内在住79%の外国人材が登録する人材紹介サイトです。現在、163ヵ国の人材が登録する中、企業からのスカウト受信を希望する人材は45,700名以上。利用登録企業は500社を超え、そのうちの約47%が人材紹介会社となります。日本の就労システムは国外とは異なるため、人材紹介会社の支援のもと、就職活動が行える人材紹介サイトとして、外国人材から高い評価をいただいております。
サービスサイト:
外国人採用をお考えの企業向け案内 https://nextinjapan.com/company-landing
外国人のための転職・就職情報サイトNINJA(お仕事をお探しの方) https://nextinjapan.com/
■外国人向けデジタルIDウォレット「GPASS」について
Liquidが提供する「GPASS」は、自分自身に関するあらゆる情報をスマートフォンで一元管理できるようにするデジタルIDウォレット「PASS」の外国人向けのシリーズです。外国人の方々がGPASSを利用して自らの情報を正確に整理、提示できるようにすることで社会活動の選択肢を狭めることなく、主体的かつスムーズに行動できる共生社会を作ることを目的に開発されました。本年8月より一般提供を開始し、既に登録数は25,000名を超えています。外国人本人の明確な意思の元、在留カード情報、所属組織、就学就労実績、資格、スキル、日本滞在歴やそれらに伴う与信などの情報を詳細かつ高精度に格納できるデータベースと、それを思いのままに提示できる仕組みを提供する事で、外国人労働者と就労先企業との間、外国人消費者とサービス提供事業者との間のミスマッチを解消していきます。
サービスサイト:https://liquidinc.asia/gpass/
■株式会社グローバルパワーについて
所在地:東京都台東区台東1丁目10−6 サワビル 5F
代表者:代表取締役社長 竹内 幸一
設立:2004年8月
事業内容:外国人材紹介、外国人材派遣、外国人就職・転職情報サイト「NINJA」の運営
Webサイト: https://globalpower.co.jp/
■株式会社Liquidについて
所在地:東京都中央区日本橋本町3-8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング3 5階
代表者:代表取締役 長谷川 敬起
設立:2018年12月
事業内容:生体情報、生体行動に特化した画像解析・ビッグデータ解析(LIQUID eKYC、LIQUID Shield、LIQUID Auth等)
Webサイト: https://liquidinc.asia
サービスサイト:
身元確認サービス「LIQUID eKYC」https://liquidinc.asia/liquid-ekyc/
当人認証サービス「LIQUID Auth」https://liquidinc.asia/liquid-auth/
業界横断の顔画像による不正検知サービス「LIQUID Shield」https://liquidinc.asia/2024-03-19/
デジタルIDウォレット「PASS」 https://liquidinc.asia/smartcity/
外国人向けデジタルIDウォレット「GPASS」https://liquidinc.asia/gpass/
■株式会社ELEMENTSについて
所在地:東京都中央区日本橋本町3-8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング3 5階
代表者:代表取締役会長 久田 康弘
代表取締役社長 長谷川 敬起
証券コード:東証グロース市場 5246
設立:2013年12月
事業内容:生体認証・画像解析・機械学習技術を活用した個人認証ソリューション、衣食住における個人最適 化ソリューション、個人情報を管理するクラウドサービスの開発・提供
Webサイト: https://elementsinc.jp/
※本プレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。