国立大学法人東京大学 他15者とカーボンニュートラル社会の実現に向けた共同研究を開始

2025年5月19日(月)14時17分 PR TIMES

〜社会連携講座「未来エネルギーインフラ材料高度信頼性探求拠点(MEIT)」を設置〜

                           2025年5月19日
                          JFEエンジニアリング株式会社

JFEエンジニアリング株式会社(社長:福田 一美、本社:東京都千代田区)は、国立大学法人東京大学(総長:藤井 輝夫、以下「東京大学」)と、株式会社IHIプラント、株式会社INPEX、ENEOS Xplora株式会社、カナデビア株式会社、川崎重工業株式会社、株式会社神戸製鋼所、JFEスチール株式会社、株式会社JERA、東京ガスネットワーク株式会社、株式会社名村造船所、日鉄エンジニアリング株式会社、日鉄パイプライン&エンジニアリング株式会社、日本製鉄株式会社、一般財団法人日本海事協会、三菱重工業株式会社の16者と共同で、カーボンニュートラル社会を支えるエネルギーインフラの材料信頼性を科学的に解明し、標準化を目指す社会連携講座※「未来エネルギーインフラ材料高度信頼性探求拠点(Research Base of Materials for Future Energy Infrastructure Trust、「MEIT」)」を設置し、2025年5月1日より共同研究を開始しました。うち、株式会社神戸製鋼所、JFEスチール株式会社、日本製鉄株式会社、一般財団法人日本海事協会は本講座の幹事機関の役割を担います。

本講座では、水素、アンモニア、CO2の液化貯槽、高圧/液化輸送、燃料格納に関わるエネルギーインフラの材料信頼性評価研究を行い、脱炭素化に不可欠なシステムの経済性と長期的な安全性を両立させます。これにより、カーボンニュートラル社会の実現を加速し、国内需要に応えつつ国際競争力を強化します。
※公益性の高い研究課題について、東京大学と企業等が共同研究を行うものであり、東京大学と企業等と の契約に基づいて企業等が負担する共同研究経費によって運営される。包括的な社会課題テーマのもと、従来、自然発生的であった企業と各研究者との共同研究で限界のあった異分野の研究者との連携や、複数の研究者とチーム結成が可能になる。

社会連携講座の概要
カーボンニュートラル社会への移行に伴い、エネルギーインフラは化石燃料から水素やアンモニアを活用した新しいシステムへと変わりつつあります。この未来のエネルギーインフラには、液化水素タンク、液化アンモニアタンク、液化CO2タンク、CCS 用の高圧 CO2導管などが含まれます。これらの長期的な安全性と経済性を確保するため、材料信頼性の評価が不可欠です。本講座では、材料の選定基準や溶接後熱処理の省略基準、破壊防止基準の確立を通じて、インフラ構築のコスト最適化と国際標準化を推進し、持続可能なエネルギー社会の実現に貢献します。
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[表: https://prtimes.jp/data/corp/61878/table/121_1_cd5400a074081561ce87c862de030d5b.jpg ]


本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。
東京大学大学院工学研究科 広報室
JFEエンジニアリング株式会社 総務部 広報室

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