地方の大学生にも“テックキャリアの第一歩”を女子&ノンバイナリー大学生向け「Waffle College キックオフ」を全国で開催
2025年5月19日(月)12時16分 PR TIMES
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公式ウェブサイト :
https://college.waffle-waffle.org/kickoff
本プログラムの特徴
本プログラムは、ITやプログラミング未経験の学生がテクノロジー分野のキャリアを身近に感じるきっかけづくりを目的とした、1Dayの体験型講座です。Webサイト制作を通じて、テクノロジー分野の仕事を疑似体験しながら、キャリアへの興味や自己効力感を育むことを目指します。本プログラムの大きな特徴として、都市部に偏りがちな学習機会を地方にも届けるため、各大学との連携により現地開催とオンライン開催を併用し、全国展開を進めている点が挙げられます。すでに、5月には福井大学(福井県)で開催され、今後も東北大学(宮城県)をはじめとする地方での開催が続々と決定しています。また、首都圏では、清泉女子大学(6月20日)、津田塾大学での開催(6月30日)も予定しており、地域を問わず多くの学生がアクセス可能なよう、オンライン開催(6月27日・7月2日)も用意されています。
キックオフプログラムを通じてテクノロジー分野への関心を持った学生は、Waffleが提供する約半年間の実践型学習プログラム「Waffle College テックキャリアコース」に進むことが可能です。テックキャリアコースでは、PythonやAI、チームでのアプリ開発などを学びながら、IT企業でのインターンシップや就職を見据えたキャリアを形成することが可能です。
テクノロジー分野における女性の少なさ、地方の機会格差
日本のテクノロジー分野では、女性やジェンダーマイノリティの参加が依然として少ない状況が続いています。全国の大学における情報系学部の女子学生の割合が低く、OECDの調査でも、日本はSTEM分野への女性進学率が加盟国中で最低水準であるなど、ジェンダーによる進路選択の偏りが顕著といえます。さらに、プログラミングを学べる環境や、テクノロジー分野に興味をもつ仲間と出会えるコミュニティの多くが首都圏に集中しており、地方の学生にとっては「学んでみたい」「興味がある」と感じても、行動に移すことが難しい現状があります。
こうした課題をふまえ、「Waffle College キックオフ」では、誰もが安心してテクノロジーに触れられる“入り口”を提供し、地域や性別に関係なくキャリアの可能性を広げることを目指しています。
また、セッションの中では実際にテクノロジーに関連する業務に従事するキンドリルジャパンの社員がサポーターとして参加したり、キャリアについて話して交流する機会を設けたりすることで、学生にテクノロジー業界での仕事やキャリアをより身近に感じて貰える工夫もしています。
加えて、東北地方の大学については、株式会社NTTデータ東北にも協力いただき、プログラムを開催します。
本プログラムの概要
開催形式:大学での現地開催/全国から参加可能なオンライン開催参加費:無料
内容:Webサイト制作、ITロールモデル紹介(開催大学により異なる)
対象者:性自認が女性およびノンバイナリーの大学生・大学院生(学部・学年・専攻不問)
主催:特定非営利活動法人Waffle
協働:キンドリルジャパン株式会社
協力:株式会社NTTデータ東北(東北大学、東北学院大学)
開催スケジュール(2025年春〜夏・確定分)
・5月9日(金)福井大学(現地)・・・<開催済>・6月11日(水)東北大学(現地)
・6月12日(木)東北学院大学(現地)
・6月20日(金)清泉女子大学(現地)
・6月27日(金)オンライン
・6月30日(月)津田塾大学(現地)
・7月2日(水)オンライン
※本プログラム開催に関心のある大学・自治体・教育機関からのご相談も受け付けています。