福岡の近隣型SC「ゆめモール那珂川」、5月23日に起工式 2026年春オープンへ

2025年5月17日(土)9時34分 財経新聞

ゆめモール那珂川の開業イメージ(イズミ発表資料より)

 広島市に本拠を置き、中四国、九州地方でショッピングセンター(SC)やスーパーを展開するイズミは、5月23日に福岡県那珂川市で近隣型ショッピングセンター「ゆめモール那珂川」(那珂川市道善・恵子土地区画整理事業2街区、5街区)の起工式を行い、本格的な建設工事に入る。食品スーパーの「ゆめマート」を核店舗に、暮らしを助ける専門店を集め、2026年春のオープンを目指す。

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 ゆめモール那珂川は、道善・恵子土地区画整理事業地内の約2万7,000平方メートルで駐車場を囲むように店舗を配置する。出店する店舗名や専門店数は明らかにされていないが、ゆめマートを中心に飲食店や家電量販店、生活雑貨店などを集める方針。延べ床面積は約8,400平方メートル。駐車場は約410台分が用意される。

 ゆめマートは安全と品質、鮮度にこだわった自社ブランド「zehi」の展開や焼き立てパンの提供に力を入れ、新しい食のライフスタイルも提案する。

 物販や飲食だけでなく、那珂川市が2027年度に供用を開始する計画の(仮称)那珂川総合運動公園と連携し、地域の健康的なライフスタイル実現をサポートする。西鉄バスの大型バスロータリーが近接することから、市民が毎日来店できる環境づくりも進める。

 道善・恵子土地区画整理事業地はJR博多南駅(福岡県春日市)から西へ約1.6キロの国道385号沿いにある。広さは市街化区域約2ヘクタール、市街化調整区域約9ヘクタールの合計約11ヘクタール。区域には西鉄バスの大型バスロータリーや商業施設が集積した道善交差点付近が入る。

 那珂川市は都市計画マスタープランで農業生産に十分に配慮しながら、土地区画整理事業で市街地化を進める方向を打ち出していた。

財経新聞

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