國澤純センター長らと東京大学医科研との共同研究成果が論文掲載されました
2025年5月21日(水)14時17分 PR TIMES
概要
腸内細菌がセカンドメッセンジャーとして放出する環状核酸(CDN)が自己炎症性疾患(SAVI)や自己免疫疾患(SLE)を悪化させることを明らかにしました。
SAVIモデルマウスでは、下痢を起こすとCDNが全身性に放出され、病態が悪化したが、抗生物質投与によりCDN産生に関与する腸内細菌が抑制され、全身の炎症が緩和されました。
SAVIおよびSLE患者における血中のCDN濃度は、病態と相関し、CDNが潜在的な疾患マーカーおよび治療標的であることが示されました。
詳細は、東京大学医科学研究所ホームページをご確認ください。
https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00333.html