「2025年本屋大賞」第2位『アルプス席の母』に、150件を超える“母へのありがとう”が集まった『#アルプス席からの声』キャンペーン、感動の投稿をご紹介します!
2025年5月21日(水)18時17分 PR TIMES
2025年本屋大賞で第2位に輝いた、早見和真『アルプス席の母』。高校野球のスタンドに立つ“母親たち”を主人公に据えた本作は、子どもを見守る母の愛と、言葉にならない応援の姿を描いた感動作として、多くの読者の共感を集めました。
そんな『アルプス席の母』の世界観に共鳴し、母の日に合わせたSNSキャンペーン「#アルプス席からの声 〜“ありがとう”をスタンドに向かって〜」を実施いたしました。
わが子の成長を見守る母親に共感の声
『アルプス席の母』が描くのは、"声を出さない応援" “背中越しのまなざし”など、目立たないけれど確かに届いていた“母の愛”です。
そこでこのたびの「母の日」に、読者の想い出のなかの母への“感謝の気持ち”を募集したところ、「自分にも、あのとき母がいてくれたから!」など、わずか3日間に150件以上のコメントが寄せらました。一部を紹介します。
◎不登校だった中学時代。私がいない教室に授業参観を見に行った母は、帰って来て教室の変な空気感を察して「いかなくて良い」と言ってくれました。逆に気が楽になり、夏休み明けから登校できるようになりました。寄り添おうとしてくれた母に感謝しています。(本読む司書とも 童話作家さん)
◎中学の頃あまりクラスに馴染めていなかった私。料理は苦手なのに誰よりも早く起きキャラ弁に挑戦してくれた母。母のサポートのお陰で『華音ちゃんのお弁当可愛い』と声をかけてくれ子もいて、気付けば友達も沢山、楽しい青春時代の思い出が出来ていました。お母さんありがとう。(華音さん)
◎部活の試合、照れくさいから見にこないでね!って言ったのに毎回両親揃って応援に来てくれてたの、今となっては嬉しい思い出。母は陰に隠れて私にバレないようにしてたけど、熱が入ると段々と力が入りバレバレだった。(たまごさん)
◎私の学生時代には忙しく働いていて部活の試合など見にきた事がなかった親……それを後悔してるらしく今は、孫のために遠い試合会場でも応援に来てくれる母。祖父母の応援に頑張ろうと思う孫。いつもありがとう。(ぱんさん)
◎行きたかった大学は県外だったけれど、背中を押してくれた。本当は地元に残ってほしかったんだよね。それでも、私の気持ちを優先してくれたこと、本当に感謝しています。(むつみさん)
◎中学時代の試合、ガチガチの私に、スタンドの母が力強く頷いてくれた。言葉はなくても、「大丈夫」って伝わってきて、力が抜けたんだ。結果は残念だったけど、帰り道、母はおにぎりをくれた。あの時の無言の応援と、言葉にならない優しさに、心から「ありがとう」。(どっこい小数点)
今年もまもなく夏の甲子園に向けて地方予選大会がはじまります。甲子園出場をめざして練習をかさねてきた球児たちと、それを支えているお母さんたちへの熱いエールを描いた、早見和真『アルプス席の母』をどうぞご一読ください!
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13640/3184/13640-3184-43de725cd1532170378a5b9390c843eb-1535x2210.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]『アルプス席の母』
早見和真・著
1870円(税込) 四六判354頁
ISBN978-4-09-386713-9
2024年3月15日発売 小学館
2025年本屋大賞第2位受賞!
https://dps.shogakukan.co.jp/arupususekinohaha/
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