株式会社Livetoon 東大病院循環器内科の研究グループよりインターフェイス作成業務を受託
2025年5月22日(木)13時17分 PR TIMES
株式会社Livetoonは東京大学医学部附属病院循環器内科の研究グループが戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「統合型ヘルスケアシステムの構築における生成AIの活用」(研究課題名:循環器疾患データを統合して判断する医療LMM開発)の一環として開発・検討を進めている音声対話型バーチャル医師プロトタイプにおいて、以下の業務を受託し納品を完了しました。
本プロトタイプは実在の医師像をもとに構築された3DCGモデルと音声対話技術を融合させ、専門性と人間らしさを併せ持った新たな医療コミュニケーション体験の実現を目指しています。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/142578/18/142578-18-59573874e242f3c50c524a440023cfc6-3900x2003.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]実際にWebブラウザ上で動作するインターフェイス
受託業務の主な内容
- 実在する医師のリアル3DCGヒューマンモデルを作成実在する医師本人をベースに顔貌や表情の特徴を高精度に再現した3DCGモデルを制作。医療現場の信頼感を損なわない自然な見た目と、対話中の繊細な反応(まばたき・頷きなど)を再現できるアニメーション設計を行いました
- 実在する医師の声を再現する音声ボイスモデル作成実際の音声データから自然で落ち着いた対話音声を生成する音声合成モデルを開発
- 音声入出力インターフェイス作成マイク/スピーカーを通じたリアルタイム対話を実現するUIを実装
- 画像解析インターフェイス作成レントゲンや心電図画像を直感的に操作・閲覧できるビジュアルUIを開発
AI技術の応用可能性と社会実装に向けた一歩
本プロトタイプは生成AI技術を活用し、医療現場における次世代のインターフェースの可能性を探ることを目的に開発されました。
株式会社Livetoonはこれまでエンターテインメント分野においてAI技術を活かした独自の価値を提供してまいりましたが、本プロジェクトを通じてこうした技術やAIモデルが医療分野にも応用可能であることを確認する貴重な機会となりました。
今後も弊社はエンタメ×AIで培ったノウハウを軸により良い社会の実現に向けてAIの利活用を模索し、医療をはじめとする多様な分野への社会実装に貢献できるよう取り組んでまいります。
今回の取り組みを通じて得られた知見が、将来的な医療AIの実用化や他分野への展開の礎となることを期待します。
契約形態について
本件開発は株式会社Livetoonと東京大学医学部附属病院との間で締結した業務委託契約に基づくものであり、共同研究契約ではありません。
会社概要
社名:株式会社Livetoon
所在地:東京都中央区湊1-8-11 八丁堀エイトビル2階
代表者:木下 恭佑
設立:2024年3月
事業内容:AIに関する技術とエンターテインメントサービス・コンテンツの開発・提供
URL:https://livetoon.net/