メルカリ、AI活用し「偽ブランド品」撲滅…不正取引を監視する「鑑定センター」新設

2025年5月22日(木)5時0分 読売新聞

 フリーマーケットアプリ大手のメルカリは21日、不正利用者の排除と偽ブランド品の取引防止のため、対策を強化すると発表した。AI(人工知能)による取引の監視を強化し、模倣品を見分ける「鑑定センター」を新設する。

 不正利用者の排除に向けては、多数のキャンセルや削除など疑わしい行為をAIに学習させて不正利用者を特定し、アカウントの制限や損害賠償請求などの対応を強化する。また、偽ブランド品の撲滅に向け、9月に「メルカリ鑑定センター」を設立し、対象商品の鑑定を義務化する。現在は、購入者が希望した場合だけ有料で鑑定していた。

 メルカリでは、返品と見せかけて別の商品にすり替えるなどの不正が相次いでおり、21日に記者会見した迫俊亮執行役員は、「トラブル解決に積極的に関与し、客の徹底的な救済を基本とする」と強調した。

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