万博「ユスリカ」大量発生問題、アース製薬に加えてフマキラーも「対策を検討」 吉村知事も「専門的知見」に感謝
2025年5月23日(金)18時14分 J-CASTニュース
大阪・関西万博の会場で、「ユスリカ」が大量発生している問題で、フマキラー(東京都千代田区)が2025年5月23日、万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)と相談のうえ「対策を検討してまいります」と公式Xで発表した。
吉村知事も反応「フマキラーさん、素晴らしい!」
ユスリカをめぐっては、SNSで「大屋根リング」の柱にびっしりと虫が止まっている画像が複数投稿されるなどし、話題になっていた。万博協会は20日のJ-CASTニュースの取材に、殺虫剤や殺虫ライトで対策をしているほか、専門業者へ相談していると明かしていた。
大阪府の吉村洋文知事は21日の定例会見で、府と包括連携協定を締結しているアース製薬に協力を要請したと発表した。
フマキラーは23日にXで、21年から万博協会と打ち合わせを重ねたうえで、「EXPO2025大阪・関西万博へのサプライヤー契約の元、スタッフ様向けに人体用虫よけ、電池式虫よけを協賛しております」と報告した。
続けて、ユスリカの大量発生問題についても、「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会様(編注:万博協会)とご相談しまして対策を検討してまいります」とした。
吉村知事はこの投稿に「フマキラーさん、素晴らしい!ありがとうございます!万博スタッフさん向けへのご協力に感謝です」と反応した。
ユスリカ大量発生問題についても、「非常に難しい点もありますが、フマキラーさんの専門的知見をお貸し下さっている点にも感謝申し上げます」と感謝を述べ、「難題ですが、できる限りの対策を検討していきます」とコメントした。