「Fujitsu Technology and Service Vision 2024」を策定

2024年5月23日(木)15時16分 PR TIMES

AIを中心としたテクノロジーを駆使して、環境、経済、ウェルビーイングを再生

当社は、ビジネスと社会の未来ビジョンを提言する「Fujitsu Technology and Service Vision 2024」を策定し、5月23日に発行しました。「Fujitsu Technology and Service Vision 2024」では、AIを中心としたテクノロジーを駆使して、環境、経済、ウェルビーイングにおいて、より大きな価値を提供し続ける新たな企業の形「Regenerative enterprise(再生型企業)」へと変革するための具体的なアクションを示します。

当社は、2030年までのビジョンとして、「デジタルサービスによってネットポジティブ(注1)を実現するテクノロジーカンパニーになる」を掲げており、ビジョン実現に向けて、環境、経済、ウェルビーイングにより良いインパクトを与えるためにビジネスを変革するサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)に取り組んでいきます。

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(https://activate.fujitsu/ja/about/vision/technology-vision)

【背景】
わたしたちを取り巻く社会は、テクノロジーの恩恵を受けて大きく発展してきました。そして現在、テクノロジーの中でも急激に進化するAIによって、ビジネスや社会が大きく変わりつつあります。一方で、サステナビリティの問題は深刻さを増しており、2023年は世界各地で観測史上最高の平均気温を記録しました。地球沸騰化とも呼ばれるこの現象が、わたしたちの生活や経済活動を脅かしています。わたしたちは今、このAIの進化と深刻さを増すサステナビリティという2つの潮流が交錯し、その先の未来へとつながる転換点に立っています。

「Fujitsu Technology and Service Vision 2024」では、この転換点の先にある目指すべき企業像と、その実現に向けたテクノロジーによる変革のビジョンを示し、世界をより持続可能にしていくために皆様と共に起こすべきアクションを提案しています。

【「Fujitsu Technology and Service Vision 2024」の概要】
1. 目指すべき企業像:「Regenerative enterprise(再生型企業)」
ビジネスを取り巻く環境は不確実性を増しています。インフレーションや地政学的緊張、気候変動、経済格差といった問題が、経営に非常に大きな影響を及ぼしています。同時に、AIの急激な進化への向き合い方が、今後の経営を左右するようになりつつあります。AIを中心とするテクノロジーを駆使してネットポジティブな価値を生み出す新しい企業の形が、当社が考える「Regenerative enterprise(再生型企業)」です。地球環境や人々のウェルビーイングの向上に取り組みつつ、ビジネスの生産性を高め、持続的な成長の実現を目指していきます。
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2. テクノロジービジョン:テクノロジーを活用し、環境、経済、ウェルビーイングへの価値を創出する再生型企業の4つの特長
未来の「Regenerative enterprise(再生型企業)」は、以下4つの特長を踏まえて、テクノロジーを企業活動のあらゆる領域に適用して、ネットポジティブな価値を生み出していくと考えています。

1.【誰が価値を生み出すのか】人とそのバディとなったAIが、価値創造の中心になっていきます。人の知識と経験をベースにした価値創造スタイルから、人とAIが協調しながら価値を生み出すスタイルへと変化していきます。

2.【何の価値を生み出すのか】 AIとコンピューティングの進化によって、様々な業種でデータをAIで解析することが可能となります。そして、複雑な環境や社会課題に取り組むことで、ネットポジティブな価値を創出していきます。

3.【どのように価値を生み出すのか】現場組織のデータの可視化とAIによる意思決定支援によって、現場の人が迅速に判断して行動できる仕組みを構築し、柔軟かつスピーディーに、環境変化に対応できるようになります。

4.【どこで価値を生み出すのか】セキュリティ技術とネットワーク技術によって、パートナー企業や行政、研究機関などの様々なステークホルダーが、リアルとデジタルの領域が融合した世界でつながり、複雑かつ困難な社会課題に取り組めるようになります。

このテクノロジービジョンの実現に向けて、当社は5つの重点技術領域(AI、ネットワーク、コンピューティング、コンバージングテクノロジー、データ&セキュリティ)に自社の研究開発を集中させています。特に、ネットポジティブな価値を生み出すために、低消費電力CPUなどで環境負荷を低減し、生成AIのトラスト、AI倫理、リアルとデジタルを融合したセキュリティ技術で人が安心して使えるテクノロジーの研究開発に注力しています。

3. 変革に向けたアクション:テクノロジーを活用して企業を変革し、サステナビリティの課題を解決
テクノロジーを企業活動のあらゆる領域に適用する「Regenerative enterprise(再生型企業)」への変革は長期的な取り組みとなります。当社は、サステナビリティ・トランスフォーメーションのパートナーとして、気候変動、労働人口減少、健康寿命の延伸といった環境問題や社会課題に取り組むお客様の企業変革を支援します。

サステナブルな世界の実現を目指す「Fujitsu Uvance(https://activate.fujitsu/ja/uvance)」と、事業課題に対して、ビジネスとテクノロジーの二つの視点から企業変革の具体像を描くコンサルティングサービス「Uvance Wayfinders(https://global.fujitsu/ja-jp/capabilities/consulting)」を中心に、5つの重点技術領域や当社AIサービス「Fujitsu Kozuchi(https://www.fujitsu.com/jp/services/kozuchi/)」、パートナー企業のテクノロジーを活用したプラットフォームの「Fujitsu Data Intelligence PaaS(https://www.fujitsu.com/jp/innovation/data-driven/capabilities/)」、当社がこれまで培ってきた業種ノウハウやスキルを活用し、環境問題や社会課題の解決に皆様と取り組んでいきます。

【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【注釈】
注1
ネットポジティブ:
企業が社会に与えるネガティブなインパクトより、ポジティブなインパクトが大きいこと。

【関連リンク】
・日本サイト
(https://activate.fujitsu/ja/about/vision/technology-vision/)
・グローバルサイト
(https://activate.fujitsu/en/about/vision/technology-vision/)

【当社のSDGsへの貢献について】
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2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。

【本件に関するお問い合わせ
富士通コンタクトライン(総合窓口)
0120-933-200(通話無料)
受付時間: 9時〜12時および13時〜17時30分(土曜日・日曜日・祝日・富士通指定の休業日を除く)
お問い合わせフォーム(https://contactline.jp.fujitsu.com/customform/csque04802/873532/)

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

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