人的資本経営の『実行格差』を埋めるデータとAIで業績と持続的成長を支援する5つの新機能を発表
2025年5月23日(金)10時47分 PR TIMES
「人事がデータとAIで経営に貢献する」ことを支援するHRテクノロジー企業のパナリット株式会社(本社:東京港区、代表取締役:小川高子、以下「パナリット」)は、人事を『プロフィットセンター』に変えるためのデータ活用基盤として、人的資本経営の『実行格差』を埋める5つの新機能を発表しました。
開示から活用へーー 人的資本経営の『実行格差』を是正し、日本企業の企業力を向上させる
2023年3月期から、有価証券報告書を発行する約4,000社に人的資本の開示が義務化され、今や人的資本経営は、単なる開示義務ではなく、『経営の本丸』として再定義されつつあります。経団連や経済産業省も「経営戦略と人的資本の連動」を重視するなか、企業間では人的資本経営の実行格差が生まれています。その背景には、1.戦略に基づくKPI設計ができない、2.人事部門のデータリテラシーが追いつかない、3.人的資本が経営会議で議論されない(*1) という3つの壁があります。特に、人事は定量評価が難しい無形資産を扱うため、「実際の運用に落とし込むこと」は容易ではありません。一方、人的資本を経営判断に組み込めている企業では、すでに業績や企業価値の向上が確認されています。
本リリースでは、こうした人的資本経営の実行格差を是正し、日本企業の企業力を向上すべく、国内100社以上との伴走支援から得た知見をベースに設計された5つの機能を発表します。これらの機能は、単なるツールではなく、人事部の『行動変容』を促す設計思想に基づいており、持続的な改革を支援します。
(*1)経産省「人的資本経営コンソーシアム」の調査より(https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinteki_shihon/pdf/2024survey1.pdf(https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinteki_shihon/pdf/2024survey1.pdf))
人的資本経営を『絵に描いた餅』から『実行可能』に変える、5つの新機能
5つの新機能はすべて既存のパナリット環境にシームレスに統合されており、追加のシステム連携やデータ連携が不要なため、スピーディーな導入と即時の効果実感を実現します。なお、ご利用規模に応じて一部機能は有料オプションとしてご提供いたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51198/42/51198-42-55f95825dc890167e9d80a7f7d194a55-1568x676.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1: KPIプレイリスト/『開示のためのKPI』から『経営に効くKPI』へ
人的資本経営を進めるためのKPI群を、戦略に即して自動整理・構造化。類型化されたビジネスモデルに応じたKPI選定、モニタリング設計、会議体での活用法までパッケージ化。
2:ストーリーボード/『定期レポート』から『意思決定の起点』へ
経営会議での人的資本レポートの質を改善。ビジネス・統計・データ処理の3領域を融合し、経営に響くアウトプットをテンプレートをベースに自由に生成可能に。
3:インサイトファインダー(AI搭載)/『数字の羅列』を、『意思決定』に変換
モニタリングデータから、注目すべき比較軸や要因をAIが抽出。 “数字の羅列”ではなく、経営判断に必要な示唆を自動生成。データリテラシーの成熟度に関係なく誰でも、戦略的な読み取りが可能に。
4: チャッピー(生成AIチャットボット)/人事データがあなたの質問に即レス
人事も経営も誰でも、チャットをするだけで求めているデータにアクセス可能に。「本当にハイパフォーマーばかりが離職しているのか?」「昨年から残業はどの程度改善したのか?」といったあらゆる人事の「問い」や、人事施策の成果検証に関する問いにも自動応答し、人事部門のデータリテラシー向上にも寄与。ユーザー属性・権限によって応答範囲を自動制御することも可能に。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51198/42/51198-42-27c599cd37969e5b56a4e8c7f782845e-1521x854.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]新機能:『チャッピー』(生成AIチャットボット)のイメージ画面
5:要員シミュレーション(AI搭載)/『勘と経験』ではなくデータドリブンな組織設計へ
過去の人事データをもとに、15年先までの要員構成を、年代別・職種別などの様々な従業員属性別に高精度予測。統計モデルとAIを活用し、企業版「未来の人口ピラミッド」を可視化。労働市場縮小に備えた人材ポートフォリオ戦略を支援。2025年には人件費の予測機能も追加予定。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51198/42/51198-42-79e0286268a065c2640fbb43e77bd341-1057x590.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]新機能:『要員シミュレーション』(AI搭載)のイメージ画面
経営のど真ん中に、人事をーー グローバルに通用する人的資本経営へ
パナリットは5つの新機能を武器に、人事部門をコストセンターから経営の意思決定を支える『プロフィットセンター』へと変容することを支援します。[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51198/42/51198-42-d9b31415cc5e27d30713d90da86c63f9-1608x880.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]人事部をプロフィットセンター化するまでのロードマップに連動した5つの新機能
パナリットは、米国のGAFAで人事の要職を歴任したボードメンバーの「人的資本こそがこれからの競争力の源泉であり、経営と連動させるべき」という実感を原点に開発されたプロダクトです。資源や人口が減少していくこれからの時代、無形資産である『人』をどう活かすかが、経営の核心となります。
これまでに海外7カ国での導入実績を誇るパナリットは、多国籍なチームによる開発・サポート体制のもと、英語環境でもすでにご利用いただけます。現在は、人的資本経営の『実行格差』が最も深刻な日本市場に注力していますが、人的資本経営が先行する米国でも『人事部門のデータリテラシーの壁』は未だ十分には解消されておらず、これは世界共通の課題です。
私たちはこの課題に向き合い、現場の行動変容までを見据えた実装支援を強みに、グローバルでも貢献できると考えています。2030年には海外比率を約30%、全世界で500社導入を目指し、人的資本経営の『実行』を支える存在であり続けます。
パナリット株式会社について
パナリット株式会社は、「人事がデータとAIで経営に貢献する」ことを支援するHRテクノロジー企業です。人的資本経営の潮流が始まる前から、国内100社以上の大手企業とともに実践知を積み重ね、独自開発のBI・AI技術によって人事データを経営資源化することに取り組んでいます。【会社概要】
社名:パナリット株式会社
本社所在地:東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟22階
代表取締役CEO:小川 高子
事業内容:人事データ整備・活用支援
設立:2019年9月27日
企業URL:https://panalyt.jp/
お問い合わせ:hello@panalyt.com(広報担当:殿岡)