横浜M社長、日産自動車の経営状況影響「ない」 補強費も「バリュー認めてくれていれば理解してくれる」

2025年5月24日(土)19時0分 スポーツニッポン

 J1最下位に沈んでいる横浜F・マリノスの中山昭宏社長(57)が24日、神奈川県横須賀市のクラブハウスで取材に応じ、親会社「日産自動車」の経営状況についてクラブへの影響はないと説明した。

 経営再建中の日産は主力市場の米国と中国で販売不振が続いている。13日に発表した25年3月期連結決算の純損益は6708億円の赤字に転落。トランプ米政権の関税政策などにより事業環境も悪化している。

 92年4月に日産へ入社し、22年12月から横浜M社長に就任した中山氏は親会社の現状がクラブへ与える影響について「ない」と説明。補強費についても「きちんとうちのバリューを認めてくれていれば、そこに必要なものは理解してくれると思う」と言い「我々としては、我々の価値を(日産に)認めてもらい、彼らが立ち直っていくことに我々も貢献していく」と語った。

 クラブの価値を認めてもらうためにも、まずはJ1残留が求められる。チームは現在7連敗中と苦しんでいるが、17日に発表した声明文では「絶対に残留させます」と宣言。この日も改めて「価値を認めてもらうベースとして、J1にいた方がいい」と話した。まずは、あす25日のホーム鹿島戦で連敗脱出と12試合ぶりの白星を狙う。

スポーツニッポン

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