中日ドラ1左腕・金丸夢斗が不運に泣く 6回自責0の快投もプロ初勝利ならず 味方失策の1点が響く
2025年5月27日(火)20時13分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 中日—ヤクルト(2025年5月27日 神宮)
中日のドラフト1位、金丸夢斗投手(22=関西大)が27日のヤクルト戦(神宮)にプロ3度目の先発登板。6回を3安打1失点(自責0)に抑える好投を見せたが、打線の援護がなく、プロ初勝利はおあずけとなった。
初回を3者凡退で立ち上がると、2回は1死から内山に中前打を許したが、山田を直球で二邪飛、茂木をスライダーで捕邪飛に打ち取るなど、3回まで許した走者は1人とリズムに乗るかに思われた。
しかし、0—0で迎えた4回だった。簡単に2死をとった後、オスナの左前打され、さらに二塁盗塁と進塁を許してしまう。ここで内山に左前へしぶとく運ばれ、二塁走者のオスナは1度は三塁を回ったところでストップしたが、左翼手の川越がファンブルした隙に一気に生還。味方の失策という不運な形で金丸は先制点を許した。
金丸は今月5日のDeNA戦(バンテリンドーム)で6回2失点で初黒星を喫したが、最速152キロを計測するなど上々デビュー。2戦目の前回16日の巨人戦(東京ドーム)は6回1失点と好投したが勝敗付かなかった。
中10日のマウンドでも好投しながら、打線もヤクルト先発ランバートの前に沈黙。金丸は7回に代打を出され、“3度目の正直”とはならなかった。
▼金丸 打たれているボールは浮いてしまった変化球なので修正します。点を取られてしまった後 切り替えて投げることができたのでそこは良かったと思います