持続可能なエリアマネジメントに1.4億円の資金調達を実施。PIAZZA、地域共創×AIでまちの今と未来を繋ぐプラットフォームへ
2025年5月28日（水）10時47分 PR TIMES
PIAZZA株式会社（代表取締役 CEO：矢野 晃平、以下 PIAZZA）は、既存投資家である西武ホールディングスの連結子会社 株式会社ブルーインキュベーションに加え、新規投資家として西部ガスホールディングスの連結子会社 SG インキュベート株式会社の２社を引受先とした第三者割当増資により、総額1.4億円の資金調達を実施しました。今回の調達により、累計資金調達額は7.7億円となります。
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PIAZZAは全国73自治体と連携し、地域コミュニティアプリ「ピアッザ」を開発しています。国内の都市開発においてハードよりソフトの価値が増す中、不動産デベロッパーが取り組むエリアマネジメントにおいて、ピアッザの活用が広がっています。
従来のエリアマネジメントにおける課題（人材不足・非効率・財源不足）を解決するため、このたび調達した資金をもとに、自治体連携の拡大およびAIによるプロダクト開発を拡張させてまいります。
これにより、共創・支援型の新たなエリアマネジメントとして「エリアエンパワーメント・モデル」を確立し、持続可能なエリアマネジメントを目指します。
◼︎調達資金の使途
PIAZZAは、地域コミュニティアプリ「ピアッザ」を起点とする持続可能なエリアマネジメント事業を展開してまいります。- 産官民連携のまちづくりプラットフォーム
- 地域と共にエリア価値向上を図るエリアマネジメント
- 地域事業者と住民を繋ぐエリアプロモーション
今回調達した資金は、この持続可能なエリアマネジメントを拡大・加速するため、自治体連携の拡大およびAIによるプロダクト開発に充てる予定です。まちの今と未来を繋ぐまちづくりプラットフォームとして、エリア価値の向上に貢献してまいります。
◼︎資金調達概要
- 調達金額：1億4,000万円- 調達方法：第三者割当増資
- 引受先：株式会社ブルーインキュベーション（既存）、SG インキュベート株式会社（新規）
◼︎持続可能なエリアマネジメントのための「エリアエンパワーメント・モデル」
成熟社会を迎えた日本におけるエリア価値向上に大きく影響する、ソフトのまちづくりとしての「エリアマネジメント」は今、地域運営に必要とされる人材および財源不足が重要課題となっています。価値観やライフスタイルが多様化した現代社会に合わせて、テクノロジーを活用しながら人々がもっと気軽にまちづくりや地域運営を担えるようになれば、働き方の多様化やアクティブシニアの増加も相まって、地域の担い手増加が期待されます。一方で、これまでエリアマネジメントや地域運営による活動は収益化につながりにくく、資金不足によって継続的な活動が困難となる場合が少なくありません。こうした従来のエリアマネジメントが抱えている課題と向き合い、テクノロジーを活用して地域のあらゆる人と資産を最大限に活用しうる地域プラットフォームを目指しているのがPIAZZAです。
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地域の中には「いつか地域貢献活動に参画したい」と考えている人がおよそ８割※もいることから、地域がもつあらゆる資産を活用して地域の人々の力や想いを実現できる機会を提供し、本来地域に備わっている価値を最大限に活かせる仕組みが、これからのまちづくりに求められる共創・支援型エリアマネジメントとしてPIAZZAが取り組む「エリアエンパワーメント・モデル」です。
※出典：地域コミュニティアプリ「ピアッザ」利用者への調査（n=567）
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◼︎今後の展望
PIAZZAはまちづくりにAIを活用することで、持続可能なエリアマネジメントを推進します。＜今後の取り組み（予定）＞
- テクノロジーや生成AIを活用し、地域のアナログ情報のデータ構造化
- 行政や地方自治体と連携した地域人材の新たな活躍機会の創出・マッチング
- 地域コミュニティの活性度を可視化するCommunity Valueダッシュボードの開発
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◼︎引受先からのコメント
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16981/145/16981-145-359baf3cbaef07afd653209b096dea72-1384x1634.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社ブルーインキュベーション
代表取締役 原田 武夫様
PIAZZAは、鉄道沿線に新たな価値を吹き込み、鉄道事業と不動産事業のシナジーを創出する存在です。従来のまちづくりからアップデートし、PIAZZAと連携したエリアマネジメントをおこなうことで、私たち西武グループが目指す豊富なアセットの潜在価値の顕在化・バリューアップにつながるものと考え、共感と期待を寄せています。人々が集い、関わり、育まれる、次代の「まちなかエコシステム」を構築し、地域とのリレーション、賑わいを共創してまいります。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16981/145/16981-145-1066a0970e83fd73d44604750b9d3bad-1234x1420.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
SG インキュベート株式会社
投資部 シニアアナリスト 唐島 刃様
私たち西部ガスグループは、エネルギー事業を通じて培ってきた地域とのつながりを活かし、共創型のまちづくりに取り組んでいます。PIAZZAが掲げる「人が支え合える街をつくる」というミッションには、心から共感しています。私自身、地域課題を探るフィールドワークで訪れた福岡・宗像の大島で、高齢の方が「年をとって、なかなか買い物にも出かけられなくてね」と話してくださったことが強く印象に残っています。一方で、観光で島を訪れる人々の姿を目にし、地域の中に関わりや支え合いの仕組みがあれば、もっと豊かな場になるのではと感じました。今回の出資を通じて、PIAZZAとともに、そうした未来を実現していけることを心から楽しみにしています。
◼︎エリアマネジメントに関わる関係者コメント
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16981/145/16981-145-649bef7da9ea008b02a16b9b5a3b588c-786x838.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
野村不動産株式会社
開発企画本部建築企画部 課長
藤原 由佳梨氏
私たち野村不動産グループの街づくり構想は、“自分たちが暮らす街への愛着や誇りが、街をより良く育んでゆく原動力になる”という「シビックプライド」の考え方を基に生み出しております。地域特性に応じた地域の個性や資源を最大限に生かした上で、地域で自走できる持続可能なエリアマネジメントの形を目指しております。再開発事業では、再開発エリア内の遊休地を事業初期段階から活用し、街の賑わい創出拠点「新橋ぷらっとホーム」をPIAZZA様と共に2023年に立ち上げました。今後も新橋らしい街づくりの在り方を見つけるため、PIAZZA様と共に、地域や各ステークホルダーとの連携を強化し、街の課題解決や街づくりの質を高めるための活動をこの拠点を中心に行ってまいります。
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一般社団法人武蔵小杉エリアマネジメント
代表理事 松尾 寛氏
持続可能なエリアマネジメント（エリマネ）に関して、約1年考え続けた結果は、２つの問題を解決することでした。一つ目はボランティアによるエリマネ運営には限界があること、二つ目は運営に必要な収入を安定的に得ることです。エリマネ運営には地域住民の参加が不可欠です。地域住民だからこの地域で何をすべきかがわかるのです。でも、仕事や家庭を持つ住民では安定的な収入を得ることは非常に難しい。そこで、地域住民（活動方針）＋企業（事務局業務と収益事業）がコラボしてエリマネ運営にあたるのが理想的であると思いつきました。また、住民にかかる負担が重いと持続可能にはなりません。ですから、企業には充分な収益事業環境の中で住民に負担をかけないよう運営を続けていただかなければいけません。そのような条件を理解しつつエリマネ運営が出来る企業はないものかと探してPIAZZAにたどり着きました。PIAZZAのAREA EMPOWERMENTは、まさに、エリマネ運営には欠かせないものです。ですから、PIAZZAには凄く期待をしています。「安心・安全なまち、武蔵小杉」を目指して、地域住民とタッグを組んで頑張ってください。
◼︎代表者コメント
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PIAZZA株式会社
代表取締役CEO 矢野 晃平
このたび、私たちのミッションに共感し、日本の都市インフラを担う投資家の皆さまにご参画いただきましたこと、心から感謝申し上げます。これまで、地域の運営は人々の善意や熱意に頼る部分が大きく、持続性に課題がありました。PIAZZAを立ち上げて10年が経ち、地域で暮らす一人ひとりの「声」と真剣に向き合ってきました。「まちを良くしたい」「誰かの役に立ちたい」という想いや優しさがそこには詰まっていました。そこに、持続可能なエリアマネジメントの最大の価値があると確信しています。
しかし、人々の善意や熱意だけに頼る地域運営では、少子高齢化した現代は持続が難しいのも現実です。その「声」を最大限に活かすためには、AIや最新のテクノロジーを活用し、効率的な地域運営を実現することが不可欠です。だからこそ、「まちづくりに、AIを」という言葉を胸に、私たちはより一層、テクノロジーと地域の力を融合させ、誰もが安心して暮らし、いきいきと活動できる社会の実現に邁進してまいります。今後も地域の皆さまと共に、よりよい街の未来を描いていくことをお約束します。
◼︎PIAZZAの事業内容について
全国73自治体と連携し、13都道府県110エリアで地域コミュニティアプリ「ピアッザ」を展開しています。また、不動産デベロッパーと共に首都圏エリアの再開発におけるエリアマネジメントを推進し、8つの拠点を企画・運営しています。このデジタルとリアルを掛け合わせた産官民連携のまちづくりプラットフォームを起点に、まちの情報・人・モノ・スペース・スキルなどの地域資産を可視化し、人々が地域の中で支え合えるまちなかエコシステムを構築しています。[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16981/145/16981-145-05f350c7482158507acd76a95ac59dd1-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16981/145/16981-145-2d7051245bde3e1929fb17a8d597c3e0-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■PIAZZA株式会社について
社 名：PIAZZA株式会社（https://www.about.piazza-life.com/）
所在地：東京都中央区日本橋茅場町 1 丁目 10 番 8 号 グリンヒルビル 5 階
代表者：代表取締役 矢野 晃平
設立日：2015年5月
ミッション：人々が支え合える街をつくる
事業内容：まちづくりプラットフォームの開発・運営／エリアマネジメント事業／エリアプロモーション事業
