備蓄米の引き渡し開始、宮城県亘理町のアイリスオーヤマグループの精米工場に玄米12トン到着
2025年5月29日(木)10時25分 読売新聞
アイリスオーヤマ
政府備蓄米の随意契約による放出を巡り、政府は29日、大手小売業者への引き渡しを始めた。玄米1万トン分を契約したアイリスオーヤマ(仙台市)のグループ会社の精米工場には同日朝、玄米を載せたトラックが到着した。精米や袋詰めを行い、5キロ・グラム当たり2160円(税込み)で6月2日から販売を開始する見通しだ。
アイリスグループは27日に随意契約を締結し、2022年産米を確保した。宮城県亘理町の精米工場には29日午前10時頃、1回目の搬入分として倉庫で保管されていた備蓄米12トンを積んだトラックが到着し、袋に入った備蓄米が次々に下ろされた。