関西SDGsプラットフォーム 食品ロス削減分科会 ZERO FOOD WASTE 主催「食品ロス0フォーラム2023」にて食品寄贈『ハートドライブキャンペーン』地域共生型食品寄贈モデル実例紹介

2023年11月15日(水)16時46分 PR TIMES

2023年11月1日(水)関西大学梅田キャンパスにて

こどもスマイリング・プロジェクト(助成:日本財団)は、2023年11月1日(水)、関西大学梅田キャンパスにて開催された、関西SDGsプラットフォーム(事務局:JICA関西・関西広域連合・近畿経済産業局)食品ロス削減分科会 ZERO FOOD WASTE 主催「食品ロス0フォーラム2023〜2025年大阪・関西万博での食品ロスを出さない取り組みを考えよう〜」にゲストスピーカーとして登壇し、地域共生型の食品寄贈の実例として『ハートドライブキャンペーン東大阪市地域共生モデル』を紹介しました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/53407/24/resize/d53407-24-9eb298f7090443bacc4d-0.jpg ]

「関西SDGsプラットフォーム」は持続可能な開発目標:SDGsの達成に向け、関西の民間企業、市民社会・NPO・NGO、大学・研究機関、自治体・政府機関といった多様なアクターが2,162団体参加するプラットフォームです。
その中の食品ロス削減に取り組む分科会「ZERO FOOD WASTE」が主催する「食品ロス0フォーラム2023」のテーマは2025年大阪・関西万博での食品ロスを出さない取り組みを考えようと基調講演・ゲストスピーカーによる講演、参加団体によるワークショップが開催されました。
そのゲストスピーカーとして、こどもスマイリング・プロジェクトが取り組む食品寄贈『ハートドライブキャンペーン』の東大阪市で実施した地域の企業・障がい者支援団体・こども支援団体・自治体が連携し、余剰食品を食を必要とする子どもたちに寄贈した地域共生モデルを、大阪・関西万博に向けての参考取組として実例紹介しました。

食べられるのに捨てられてしまう食品がある一方、食を必要とするこどもたちがいる。そんな現状を解決するために実施している「ハートドライブキャンペーン」は、各エリアごとのこども支援団体や企業のニーズ・課題に合った食品寄贈のスキームを策定して実施しています。
こどもスマイリング・プロジェクトは、大阪・関西万博に向けて、ますます関西エリアにおいて、エリアごとのニーズに合った食品寄贈が推進し、食を必要とする子どもたちの笑顔につながることを期待し、今後も活動を推進していきます。

開催概要


イベント名:食品ロス0フォーラム2023
日時:2023年11月1日(水) 14時00分〜16時30分
場所:関西大学梅田キャンパス(大阪市北区)※オンライン同時開催
主催:関西SDGsプラットフォーム 食品ロス削減分科会 ZERO FOOD WASTE
対象:一般、学生、分科会会員 など
プログラム:
【基調講演】
総合地球環境学研究所 教授 浅利美鈴氏
「みんなのプラ・イド&食ロスゼロ革命 〜行動を変える時がきた〜」

【ゲストスピーカー】
・公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 企画局持続可能性部資源循環課
「大阪・関西万博における資源循環と食品ロス対策について」
・一般社団法人サステイナブルフードチェーン協議会/こどもスマイリング・プロジェクト事務局(オズマピーアール)
『こどもスマイリング・プロジェクトにおける食品寄贈を地域の福祉事業所と行う「ハートドライブキャンペーン 東大阪市地域共生モデル」について』
・関西大学 万博部
「非常食のローリングストックを促す「アレンジレシピ開発」 〜大阪・関西万博を見据えて〜」

自治体×地元企業×地元子ども支援団体×地元社会福祉法人(就労継続B型支援事業者)による地域共生型食品寄贈モデル


食品寄贈において、寄贈先団体への運搬を担う存在が不足していることが全国的な課題となっており、寄贈スキームの確立が求められています。
こどもスマイリング・プロジェクトでも、解決策を模索している中、就労継続支援B型事業所「若草工房」に通う方々より“地域の方々と関係性を持ち、支援を受ける側から自分たちが支援する側として地域貢献活動をしたい“という願いを受け、従来、当事務局が担ってきた寄贈食品の仕分けと子ども支援・福祉団体にお届けするラストワンマイルの配送を「若草工房」の方々へ業務として委託することを考案し、チャレンジしました。
自治体が中間組織として子ども支援団体との調整役を、賛同企業が食品の寄贈を、就労継続B型支援事業者である社会福祉法人が仕分けとラストワンマイルの配送を担い、地域共生社会づくりを実現できるような食品寄贈スキームとして成功しました。
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一般社団法人サスティナブルフードチェーン協議会(略称:SFA)とは


[画像3: https://prtimes.jp/i/53407/24/resize/d53407-24-a0f0588a14000479a902-3.jpg ]

食品ロス削減など1社では取り組むことが難しい、フードサプライチェーンにおけるサスティナビリティの課題について、緩やかなネットワークでつながった有識者と食品産業企業・団体が解決策を検証していくコンソーシアムです。
HP:https://www.j-sfa.net/
Facebook: https://www.facebook.com/sustainablefoodchain

SFAでは、以下の取り組みを推進しています。
1.『こどもスマイリング・プロジェクト』(日本財団助成事業)
未来のサスティナブルな消費者を育てる食育を通じて、食品産業と子ども食堂をはじめとする子ども支援・福祉団体を運営されている方々と関係を構築し子ども支援につなげるプロジェクト。
HP: https://www.k-smile-ring.jp/

2.『プラスチックの2Rに関する勉強会』
プラスチック資源循環法施行に向けて、食品産業における廃プラスチックの発生を減らす、なくすための具体的な取り組みを検討する勉強会の開催。

3. 『Honeybees’ Community』
食品ロス削減などの課題解決に取り組む学生団体等の取り組みを紹介し、行動する人を増やすための オンラインプラットフォーム。

4.未来を担う子どもたちへの食品寄贈事業(専修大学委託事業)
東京都が都内の大学研究者から事業提案を募集し、都の施策に反映させる事業提案制度に、弊会理事・専修大学商学部渡辺達朗教授が立案した「子どもへの食品寄贈事業」が採択され、SFAもプロジェクトに参画し2023年度から3年間実施。

こどもスマイリング・プロジェクト とは


[画像4: https://prtimes.jp/i/53407/24/resize/d53407-24-37b83ab57c99504c09d1-2.png ]

未来のサスティナブルな消費者を育てる食育を通じて、食品産業と子ども食堂をはじめとする子ども支援・福祉団体を運営されている方々と関係を構築し子ども支援につなげるプロジェクト。

●職業体験型食育プログラム
未来のサスティナブルな消費者を育てる食育プログラムの提供を通じて、食品産業と子ども食堂をはじめとする子ども支援・福祉団体を運営されている方々と直接信頼関係を構築し、子ども食堂をはじめとする子ども支援・福祉団体に通う子どもたちを対象に、エシカル消費が学べる食育プログラム「職業体験型食育プログラム」を提供し、子どもたちの心と体の成長に必要な『食』や食に関わる『職』の経験 機会を提供し、食品企業の様々な取り組みへの理解と地域への貢献を通じた持続可能な社会を目指す仕組みの構築を目指しています。

●ハートドライブキャンペーン
夏・冬休み期間に「食」の貧困を抱える子どもたちに、通常販売する食材を企業から提供いただき、寄贈できる機会を創出するモデル事業として実施。
子ども支援・福祉団体に通う子どもたちを対象に、それぞれの拠点に合わせた配布方法で食材を提供し、休み期間の子どもたちの食の困窮の一助となるよう食品寄贈のモデル事業として実施。

●その他
・寄贈食品の多様化に合わせた物流実証
・食品寄贈時の中間組織(マッチング機能)の実証
・食品寄贈時の留意点をまとめたガイドライン策定に向けた知見共有・提言・講演など

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