ライカの100年:ライカ初の量産35mmカメラ誕生100周年を祝うセレブレーションを展開
2024年12月26日(木)16時47分 PR TIMES
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11879/55/11879-55-ae53bd3fa6711736a758af7035071bf3-3900x1914.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ライカカメラ社(Leica Camera AG、本社:ドイツ・ウェッツラー、以下ライカ)は2025年、記念すべき節目の年を迎えます。
ライカ初の量産35mmカメラとして知られる「ライカI」がライプツィヒ春季見本市で発表された1925年から100年の時を経て──2025年は「ライカI」誕生100周年にあたります。
小さく扱いやすいサイズが大きな特長だった「ライカI」は写真の新たな用途の可能性を切り拓き、写真の世界へ革命をもたらしました。ライカは2025年、この節目の年を記念して「 100 years of Leica: Witness to a century (1925-2025) | ライカの100年:世界を目撃し続けた1世紀」と銘打ったセレブレーションを世界各地で展開、数々のカルチャーイベントやエキサイティングな新製品をリリース予定です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11879/55/11879-55-3fe45c714de8ad4bbb45fb81d2e71cb3-2003x2677.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]エルンスト・ライツ2世「ここに決断を下す。リスクは覚悟の上だ」
──この意欲的な言葉とともに、起業家のエルンスト・ライツ2世はオスカー・バルナックが開発した画期的なカメラ「ウル・ライカ」を改良し、量産に乗り出しました。エルンスト・ライツ社の試験部長だった精密機械技術者 オスカー・バルナックは、余暇によく写真を楽しんでおり、それまでにない小型の35mmカメラの開発に取り組んでいました。1914年にはすでに初代ライカカメラの試作機を完成させていたものの世界大戦の煽りで改良は大幅に遅れることに。その後、1925年のライプツィヒ春季見本市で「ライカI」として発表されると、写真の世界に革命が巻き起こりました。ライカ初となる24×36mmの画面サイズが特徴の35mm判の軽量・小型カメラである「ライカI」が世に出たことで、写真撮影は日常生活に普及していきました。
「ライカI」の登場により現実世界のリアルな一瞬を写真に収める:決定的瞬間を切り撮ることが可能となり、それまでにはなかった用途や表現の可能性が広がりました。こうしてルポルタージュやドキュメンタリー、ストリート、アートといった写真ジャンルが誕生したのです。
「ライカI」はライカ製品の中でも最初のマイルストーン的な存在であり、その後のサクセスストーリーの礎を築いたカメラと位置づけられています。そこから現在に至るまで、ライカは常に革新的な技術の開発へ力を注ぐとともに、新たな事業領域を開拓し続け、写真技術の発展において重要な役割を担ってきました。高品質で耐久性に優れた“Made in Germany”の製品と、卓越した写真表現、写真文化の普及・発展に向けた精力的な取り組みは、ライカならではの特長と言えるでしょう。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11879/55/11879-55-fc5fbb11e24ade5544febe5b988f5091-1772x962.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ライカ初の量産35mmカメラとして知られる「ライカI」
ライカカメラグループは2025年、世界中の写真愛好家のコミュニティとともに「ライカI」の誕生100周年を祝うセレブレーションを展開予定です。その一環として、ドバイやミラノ、ニューヨーク、上海、東京の各都市でもイベントを企画しているほか、世界各地のライカギャラリーでは傑出した写真家の作品を展示する写真展が開催される予定です。記念すべき1年のメインを飾るイベントは、2025年6月にドイツ・ウェッツラーにあるライカ本社で開催されるセレブレーションです。その際には、世界中からの来訪者にお楽しみいただける多彩なカルチャーイベントが展開される予定です。ライカ生誕の地であるウェッツラーでは、ウェッツラーとその周辺地域を称えて、その地域でのカルチャーイベントも企画されています。
また、アニバーサリーイヤーには特別な限定モデルもいくつか登場します。これまでの100年を象徴する革新的な「ライカI」を祝福するのにふさわしい逸品がお目見えする予定です。
さらに、エルンスト・ライツ・ミュージアムでは、映画監督のライナー・ホルツェマーによる35mm写真の発展をテーマにした映画が上映されるほか、著名な写真家であるセバスチャン・サルガドの写真展も開催予定です。
ライカカメラ社について
ライカカメラ社はカメラ、レンズ、スポーツオプティクスを製造・販売するグローバルなプレミアムメーカーで、150年以上の歴史を誇ります。近年は成長戦略の一貫として事業領域を拡大しており、モバイルイメージング(スマートフォン)の分野にも進出しています。また、高品質な眼鏡用レンズと腕時計の製造も手がけるほか、自社製プロジェクターによりホームシネマ市場に参入しています。本社はドイツ・ウェッツラーにあり、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンには第2工場を置いています。世界各地に独自の販売会社と120を超えるライカストアを構え、グローバルな販売ネットワークを構築しています。現在の従業員数は約2,400名で、2023-24会計年度の売上高は5億5,400万ユーロでした。ライカは、革新技術と組み合わさった「最高水準の品質」「ドイツならではのクラフツマンシップ」「インダストリアルデザイン」の代名詞となっています。そのブランド力を活かした活動の一環として、世界各地に約30のライカギャラリー設置、ライカアカデミーの開催、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード(Leica Hall of Fame Award)」や「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」といった国際的アワードの主催をはじめ写真文化の振興に取り組んでいます。
Leica Camera Japan
https://leica-camera.com