中居氏トラブルはフジだけに留まらない放送業界全体が直面する深刻な課題――民放労連が声明

2025年2月5日(水)14時18分 マイナビニュース


日本民間放送労働組合連合会(民放労連)は1月25日、臨時大会を行い、中居正広氏を巡るトラブルを受けて声明を発表した。
この声明では、「中居正広氏を巡るトラブルは、単にフジテレビだけに留まる話ではなく、放送業界全体が直面している深刻な課題である。放送業界で働く人々の権利とメディアの倫理が厳しく問われる出来事となった。この問題を単なるスキャンダルとして捉えるのではなく、労働者が安心して働ける職場環境を作るための契機とし、信頼されるメディアを目指すために透明性と公平性を求める声を上げ、業界全体の改善に取り組む」と宣言。
さらに、「職場には、自分が我慢すれば波風立たず業務が進行すると、自身を押さえ込んでいる人がいるのではないか。声をあげづらい環境を見直し、弱者が声をより一層あげやすくし、せっかくあげてくれた声を大事にし、連携をして闘っていくのが組合の存在意義だ。労働組合は非正規・正規にかかわらず、全ての労働者が安心して普通に業務に臨み、自発的にやりがいを持って働ける環境を整えるために全力を尽くす」とした。
民放労連では、1月8日にも委員長談話を発表。「人権問題への積極的な対応」「安全で平等な職場文化の醸成」「コンプライアンスの徹底」「信頼できる内部通報体制の構築と通報者の保護」「信頼回復のための情報公開」をすべての放送局に求めた。

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